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2023年10月の記事一覧
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「君は子供みたいに振舞うんだね。」「…イイ男ってのは子供心をいつまでも忘れないものさ!」_YEAR OF THE DRAGON(1985)
ベトナム帰還兵でもあるスタンリー・ホワイト警部(ミッキー・ローク)が、チャイナタウンに転属することになった。チャイナタウンに巣食うチャイニーズ・マフィアを壊滅するために若きボス・ジョーイ・タイ(ジョン・ローン)を追いつめていく。ジョーイ・タイもホワイトの妻を殺害し報復。暴力の応酬はとどまることなく…。 以上、あらすじからして、「ランボー」同様ベトナム・ベテランがベトナムで味わった挫折、失われた自己肯定感を、他所の野蛮人の土地で正義のヒーローとして暴れる中で取り戻す「汚名返上」
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「まさか…お父さんが我が子の前でハダカになって踊るというのかい?」「天に誓って、そうだよ。」_『The Full Monty』(1997)
メジャーどころの映画であれば「イエスタデイ」のジョン・レノン役、または「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」の敵テロリスト役で見る者に強い印象を残した男優ロバート・カーライルは1961年4月14日、スコットランドのグラスゴー生まれ。 グラスゴーの演劇青年だった彼は、ケン・ローチ監督の『リフ・ラフ』で建築作業現場ではたらくナイーブな好青年、スティーヴを演じて注目された。以来、90年代を通じ、職人肌の監督たち(アントニア・バード、マイケル・ウィンターボトム、ダニー・ボイル)の
"マイケル・サリヴァンの人となりを尋ねられたら、いつもこう答える、「私の父親だった」と。"『Road to Perdition』
2002年に公開されたトム・ハンクス主演の壮絶なマフィア・アクション映画『Road to Perdition』(邦題:「ロード・トゥ・パーディション」)より。 監督・製作はサム・メンデス、音楽はトーマス・ニューマン、撮影はコンラッド・L・ホールと、通好みのスタッフ勢ぞろい。 冒頭、雪が降りしきる中、少年が静かに町の中を駆けていく、色調を押さえたカメラで切り取られたシーンだけで、この映画を見て正解だと感じさせてくれる。 舞台は1931年のアメリカ、禁酒法時代のシカゴ。主人公マ
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「ベンジャミン・フランクリンが今日生きていたら、凧あげの資格を有してないと、牢獄に放り込まれたでしょうね!」_"Tucker: The Man and His Dream"(1988)
「Winny」みたいな映画が見たければどうぞ、あるいは「Winny」じゃ物足りない方におススメの一作: 1988年に公開されたアメリカの伝記映画で、映画監督フランシス・フォード・コッポラが監督し、ジェフ・ブリッジスが主演した作品「タッカー(原題:Tucker: The Man and His Dream)」より。 映画は1940年代のアメリカを舞台に、実在の自動車製造業者プレストン・タッカー(ジェフ・ブリッジス)が彼の自動車メーカー「タッカー・カー・コーポレーション」を設立
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「ヒトは求めてならないのだ、自分が自分である理由を!」スポックが昂らせて語る「Star Trek: The Motion Picture」(1979)
「スター・トレック」第1シリーズのThe Original Series(以下、TOSと略す)は、 というオープニングのナレーションに、そのコンセプトが端的にあらわされた1話完結型のSFドラマ。 西暦2263年に地球を旅立ち、5年間の深宇宙探査に赴いたエンタープライズ号。異星人との対外折衝に艦内のドラマ、中でも冒険家で型破りなカーク船長、論理を重んじ感情を示さない副長のスポック、人情味あふれる医師のマッコイの3人が織り成す人間模様が最大の魅力といっても過言ではない。 さて