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ウォーキングによるリラックス

ウォーキングは様々な効果が報告されています。近年においては、早歩きによるウォーキングが生活習慣病予防、認知症予防、骨密度改善など、身体への効果が確認されております。
しかし、誰でも早く歩けるわけではありませんし、ゆっくり歩く場面もあるでしょう。
そのゆっくり歩くことでの効果としてリラックス効果が挙げられています。
では、ウォーキングで本当にリラックス効果は得られるのでしょうか?
本日はウォーキングとストレスについて調べてみました。

ストレスに対するウォーキング

本日紹介する
森林植物園ウォーキングによるストレス軽減効果の検討
では人工的に管理され、アップダウンの少ない安全な森林植物園をウォーキングすることと住宅地をウォーキングすることの比較が行われました。
その結果

 唾液中アミラーゼ活性は, 森林植物園コースではウォーキング蘭後で有意に低下した.一方,住宅地コースでは前後に有意な変動は認められなかった.

と報告されています。
唾液中アミラーゼ活性は交感神経系の亢進の程度を反映し, ストレス負荷峙には交感神経が興奮することから, ストレスの生理的評価指標として用いられました

人工的に管理された自然でもOK

この研究で面白いところは、人工的に管理された自然でもストレスが軽減したことです。
つまり、ウォーキングをする際には、公園などで実施することでストレスの軽減につながることが考えられます。

まとめ

ウォーキングは気軽に始められる運動です。
さらに身近な公園などで実施することでストレスの軽減にも繋がります。
ぜひ、ウォーキングを指導する際、コースの紹介なども行っていきましょう。
ウォーキング療法士はしっかりと根拠を説明し、効果のあるウォーキング方法についてお伝えしていきましょう。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/

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