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ストップ&ゴーがつかれる

ウォーキング講習会を開くときにコースでポイントとなるのが信号の数です。やはり、ストップ&ゴーが繰り返されると、身体的にも、精神的にも疲労を感じます。
そのため、ご自身でウォーキング講習会を開催する際には、信号の数なども考慮してお伝えすることで相手にとって印象が良くなります。
では、なぜストップ&ゴーが疲れてしまうのでしょうか?
本日は、あまり立ち止まらない方がよい理由について整理してみました。

信号での急停止がつかれる理由

今回ご紹介する
急な歩行停止における片脚での停止動作の分析
では
急な歩行停止における片脚での停止動作の運動力学的な特徴を明らかにすることを目的に研究されていました。
その結果として

片脚条件では両脚条件よりも,停止時間が有意に長く,停止時の床反力後方成分,関節モーメント,角速度,負の関節パワーが有意に低かった。

とされています。
つまり、急ブレーキをかけるために両足同時につけるよりも、片脚づつで徐々にスピードを落とすことで力の利用が少ないことが確認されました。

まとめ

ウォーキングは気軽に始められる運動です。
しかし、信号が多い場所を歩くと急停止がどうしても増えてしまい、ウォーキングの効果が得られる前に疲労が溜まります。
信号がなるべくないコースを選ぶか、信号を観察し、徐々にスピードを落とすことで疲労を抑えることができます。
ウォーキング講習会を開く際には、考慮しておきたいポイントですね。
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https://www.jstage.jst.go.jp/article/artsjpta/34/0/34_33/_article/-char/ja/

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