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腰痛予防の効果的なウォーキング

日本の腰痛人口は、40歳以上で約2,800万人と推定されており、「国民病」とも呼ばれています。また、日本人の8割以上が生涯に一度は腰痛を経験すると言われています。さらに腰痛の再発は一般的であり、腰痛の病気と経済的負担の大きな要因となっています。再発を防ぐために運動が推奨されていますが、どのような運動が良いのでしょうか?
本日は腰痛予防に対してのウォーキングの効果について調べてみました。


腰痛予防にも効果的なウォーキング

今回紹介する
オーストラリアにおける腰痛再発予防のための個別化漸進的ウォーキングおよび教育介入(WalkBack)の有効性と費用対効果
では

個別化された漸進的なウォーキングと教育介入により、腰痛の再発が大幅に減少しました。このアクセスしやすく、拡張可能で安全な介入は、腰痛の管理方法に影響を与える可能性があります。

と報告されています。
つまり、腰痛の再発に対してウォーキングが有効である可能性が示唆されています。
ここでポイントはウォーキングはどのくらいの強度で実施したか?です。
運動強度としては

週5日毎回30分以上歩くことが目標とされ、必要に応じて理学療法士がプログラムの調整を行った。

と書かれているのみであり、どのくらいの強度で実施したのか?は不明でした。
今後、運動強度に対しての腰痛予防の違いの研究も探してみます。

まとめ

ウォーキングは腰痛予防に効果的と解釈できます。
慢性疼痛において運動は推奨されており、継続、頻度が重要となっています。
ウォーキング療法士として、しっかりと理解した上でアドバイスをしていきましょう。
ウォーキングを指導し、その方の悩みをサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt


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