見出し画像

体幹をパーツに分けて考える

ボート競技に限らずスポーツでは「体幹」が重要で、実際、競技力が高い選手は「体幹力」が高いといわれます。
では、体幹と体のどの部分を指して言うのでしょう?

体幹は体のどの部位なのでしょうか?

体幹とは、どこを指すのか?については明確な決まりは無いので、選手やコーチの考え方次第です。

ただ一般的には、手足を除いた胴体部分だといわれます。
この場合、腹筋群に囲まれたお腹の部分、脚を動かす股関節、腕を動かす肩甲骨をひっくるめて「体幹」と言っています。

しかし、お腹周り、股関節、肩甲骨を一緒くたんにしてしまうと考え方が複雑になってしまいますので、私は体幹はインナーユニットと呼ばれる「お腹周り」と捉えて考えています。

これは「体幹」を「クルマ」に置き換えると分かりやすくなります。
普通、クルマを買うと言えば乗用車をイメージします。
しかしトラックもクルマです。

乗用車も普通車も軽自動車もありますし、車体のタイプでセダンやワゴン、ワンボックスなどあります。

国産車なのか外車なのかもありますし、新車なのか中古車なのかもあります。

クルマを買うと一言でいうと、範囲が広すぎてしまいます。

体幹についても色々な考え方があります。
競技によって違うかもしれませんし、一日中机に向かってPC作業をしている人にはお腹と肩甲骨のつながりを体幹と表現した方がわかりやすいかもしれません。

なので、あくまで私の場合はですが、一般的な体幹を、お腹周り、股関節、肩甲骨と個々に分けて考えて、その状況によって、

*お腹周り+股関節
*お腹周り+肩甲骨
*お腹周り+股関節+肩甲骨

と組み合わせて考えています。
体は個々の部位でなく、全体が関わりあって動くものなので、これに首であったり、手足の動きを組み合わせて考えてています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?