腰痛専門/ただす整体院

腰痛専門の整体院「ただす整体院」の院長しています。腰痛を持ちながらも8年間選手としてボ…

腰痛専門/ただす整体院

腰痛専門の整体院「ただす整体院」の院長しています。腰痛を持ちながらも8年間選手としてボートを漕ぎ、5年間高校のボート部のコーチをしました。 「痛める前より強くなる」をテーマに、腰痛改善のためのアイデアや情報を発信します。

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腰痛の根本原因を考える

腰痛の根本的な原因は、腰椎のグラつきにあります。 腰椎がグラつかなければ、基本的に腰は痛くなりません。 腰は不安定な作りをしている背骨は24個の骨が積み重なってできています。 上から頚椎という首の骨が7つ、胸椎という肋骨の付いた骨が12こ、そして腰の骨である腰椎が5つです。 画像を見てみると、頚椎と腰椎は積み木が積み重なったようになっているので、横から肩を押されたら崩れてしまいそうです。 それに対して胸椎には肋骨が付いていて、カゴのようになっています。 首や腰と比べると

    • 筋肉の話

      筋肉で骨を動かすスポーツをやる人は、力を込めるから体が動くと考えるのではなく、筋肉が骨を引っ張るから動作ができるということを意識しながら体を動かすことが大事です。 私はボートを漕いでいた現役のときには知りませんでしたし、コーチをしていたときも知りませんでした。 それでもボートを漕ぐことはできるし、指導することもできます。 しかし、筋肉が骨を引っ張って動作しているということを、意識して練習するだけで上達も早くなるし怪我も減ります。 これは知ってる人にとっては、本当に当たり

      • 腰痛を完治するには「人に直してもらう」+「自分で治す」が必要

        ぎっくり腰は多くの場合、意識しないで腰が使われたことがきっかけで起こります。 ・朝顔を洗おうと、無意識に腰をかがめたとき ・くしゃみなど、意識してないのに腰が使われたとき ・意識せずに椅子から立ち上がるとき 腰が痛いときには、意外とぎっくり腰にはならないものです。 それは腰痛のときは、腰に痛みが出ないように腰を意識して動作するからです。 そもそも腰が痛い時であれば、重いものは持たないですし、持つ必要があるならば、腰を丸めないようにしたりしますし、コルセットなどもするものです

        • 現在地と目的地を把握する

          ナビは現在地を把握するためのもの 初めてのところに行くとき、ナビは必須です。 ナビさえあれば、道に迷うこと無く安心して行くことができます。 携帯であってもクルマであっても、地図を開くと常に現在地が表示されます。 ナビのすごいところは、目的地までの道順を示してくれることではなく、現在地を常に地図上に表示してくれることなのです。 目的地を決めたとしても現在地が判らないと右に行っていいのか左に行っていいのかさえ決めることができません。 ナビが普及する以前は、紙の地図を使って

        腰痛の根本原因を考える

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        • 人の成長と進化
          16本
        • 歩行
          11本
        • ボート競技
          17本
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          35本
        • 呼吸
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        記事

          慢性腰痛には腹式呼吸

          筋肉は鍛えることで大きくなります。 逆に言うと、使わない部位の筋力は低下します。 重いものを持つと腰が痛むのなら、重いものを持たないようにする。 どうしても持たなければならない場合、コルセットで腰の負担が小さくなるようにする。 腰を反らせると痛むならば、腰が反るような動きはしなくなる。 腰痛持ちの人は、必ず筋力低下があります 腰痛持ちの人は、長年にわたって腰をかばっているので、本来はできる動きも筋力不足でできなかったりします。 それでもそのできない動きが必要であるな

          慢性腰痛には腹式呼吸

          人はお尻が大きい動物

          人のお尻が大きいのは、直立二足歩行をするためです 直立二足歩行をしない動物のお尻は小さいのです ゴリラと比較すると、上半身や太ももなどの筋肉量は圧倒的に負けているのですが、体格で考えるとお尻だけは人間が圧倒的に大きい 馬もお尻が大きいように思いますが、大きいのはお尻ではなく太ももで、ハムストリングスというもも裏の筋肉です。 お尻が大きいのはまっすぐに立つ時の上半身を起こして支えるための筋肉がお尻だからです。 人間の体は、直立二足歩行がしやすいように進化しています。 お

          人はお尻が大きい動物

          歩くは片足立ちの連続

          壁に寄りかかっておへそをズラさずに、片足立ちできますか? 直立二足歩行(体をまっすぐに立てて2本脚で歩く歩きかた)をするのは人間だけです。 土踏まずがあるのも、背骨がS字カーブを描いているのも直立二足歩行がしやすように進化してきた結果です。人間以外の動物には無い特徴です。 歩くことは片足立ちの連続なので、片足立ちがしづらいということは正しく歩けないということで、直立二足歩行に適さない体の状態ということです。 歩くための体の構造が壊れると、歩くことに不調が起こり結果的に腰

          歩くは片足立ちの連続

          整体は体調が良い時に受けると効果が高い2

          現状に満足してしまうとそれ以上の成長はない人が、今よりも良くなりたい!成長したい!と思うのは、現状に満足していないからです。人は現状となりたい理想のギャップを埋めたいと思うものなのです。 ダイエットであれば、今の自分の体重があって、理想の体重があるから、そのギャップを埋めたいと食事制限や運動をしようと思うのです。 ほうれい線が気になるのは、「自分にほうれい線がある(自分は歳をとった)」ということを知っているからで、ほうれい線は若いときには無いことを理解しているから気になる

          整体は体調が良い時に受けると効果が高い2

          整体は体調が良いときに受けると効果が高い

          あなたが整体を受けるとしたら、どんなときですか? 腰が痛い、肩こりが辛い、膝が痛いなど、多くの場合は不調を改善したいときです。 感じていた痛みや不快な症状が無くなったら体調が良くなった、イコール治ったと思うと思います。 しかし、痛みが取れたは痛みが無くなっただけで治った訳ではありません。 私は整体という仕事をしているので、痛みが取れたイコール治ったではないことを知っています。しかし、知らなければ治ったと思ってしまうと想像します。 痛みを取ることと、痛みがでないように

          整体は体調が良いときに受けると効果が高い

          学校には必ず薬剤師がいるって知っていましたか?

          「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」を読みました。 総合病院の薬剤師として働く葵みどりが患者を守るために院内を駆け回る医療ドラマです。 5巻にバスケットボール選手のドーピングを扱った話が載っています。 覚書を含めてシェアします。 うっかりドーピングも制裁の対象になる 風邪薬はほとんどが禁止薬物が入っていると思ったほうがいい。 葛根湯も引っかかる(漢方薬のマオウがダメ)なので試合前は注意のこと 漢方薬は色々な成分が入っているから注意! サプリメントも注意。

          学校には必ず薬剤師がいるって知っていましたか?

          歩くことは脳に良いことばかり

          運動脳について あらためてアンデシュ・ハンセン著「運動脳」について 著者はスウェーデンの精神科医 神経科学の論文を元に書いた本、すべての内容に科学的根拠であるエビテンスがある 薬やセラピーも使うが、医師として患者に運動を処方している 万人が理解できることを目指したと言うだけあって、科学と事実がたっぷり詰まっていて、知識がすんなり入ってくる読みやすい本。世界的ベストセラー 数回にわたって覚書き的に「運動脳」を紹介してきました。 結論としては 体を動かせば心と体が健

          歩くことは脳に良いことばかり

          歩くと抜群のアイデアがひらめく

          「運動脳」アンデッシュ・ハンセン著より 第6章 頭のなかから「アイデア」を取り出す アイデアを出すのに体を動かす人たち 村上春樹(ランニング、スイミング)-作家 アインシュタイン(自転車)-相対性理論 ベートーヴェン(散歩)-作曲家 ダーウィン(散歩)-進化論 スティーブ・ジョブズ(散歩)-アップル マークザッカーバーグ(散歩)-フェースブック ジャックドーシー(散歩)-ツイッター どこを歩くかは関係がない 歩くという行為が重要で、どこを歩くかは関係がな

          歩くと抜群のアイデアがひらめく

          集中力を高めるには心拍数を上げた早歩き

          昨日に引き続き「運動脳」アンデッシュ・ハンセン著の内容をシェアします。 第三章 「集中力」をとりもどせ より 細かい説明などもろもろ書かれているが時間がない人は以下の3ページだけ読むだけでも良いのでは?! もちろんすべてを読んだ方がしっかり理解できます 158ページ「最も厳しい「2日間」を乗り切る」 160ページ「集中力を脳に戻すプラン」 集中力を高めるための結論は 「午前中に最大心拍数の70~75%で30分運動を習慣にする」 ※心拍計やスマートウォッチを使わな

          集中力を高めるには心拍数を上げた早歩き

          ストレス対策には有酸素運動

          図書館で「運動脳」アンデッシュ・ハンセン著を借りてきた。 世界的ベストセラーだけあって、いつも貸出中だったが、やっと借りることができた。 第2章 脳から「ストレス」を取り払うのの内容をシェアします。 108ページ 「抗ストレス体質を培うプラン」が第二章で最も大事な部分 脳内のことや脳内ホルモンなどのことは知らなくても、とにかく早歩きを習慣にすればストレスに強くなるらしい ストレスに強い体質になるには・・・ →ランニングやスイミングなどの有酸素運動を勧める ウォーキング

          ストレス対策には有酸素運動

          図書館を利用するのに便利なサイトとアプリの紹介

          時間つぶしに携帯をいじるよりは、本を読むようにしています。 なので、バッグの中には常に本を入れています。 けど、本を買おうと思うと意外と高いんです。1冊1500円前後しますから、読んでみたいと思う本を全部買ったら1万や2万円くらいだったらすぐに使ってしまいます。それに場所をとりますし、量が増えてくると重さも相当になります。 そのため本は図書館で借ります。 図書館に無かった場合に初めて購入するかを考えます。 正直、わざわざ出向くのは手間です。 それでもリアルで本を手にとる

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          筋肉は揺らしながら緩める

          コリが深いとなかなか緩みきってくれないから揺らしながら緩める3ヶ月以上続く不調を慢性化しているといいます。 慢性化して芯まで凝り固まってしまった筋肉は、なかなか緩んでくれずに改善にはプロでも手を焼きます。 コリ固まった筋肉は一度緩めても、ちょっと体を動かすとまたすぐに固くなってしまいます。 筋肉の表面は柔らかくなっても、奥深くにまだコリが溜まっていて、体を動かすとそのコリが表面に湧き出してくるようなイメージです。 こんなときには柔らかくする→筋肉を揺らして硬さを引き出す→

          筋肉は揺らしながら緩める