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EP:04 世界に誇る小売企業 SEJ(セブン‐イレブン・ジャパン)に直近感じた疑問

セブンイレブンをテーマにするなら別でnote立てた方がいいんじゃってほど深い題材。どうやってまとめていこうか悩ましいが、とりあえず手をつけられるところから。まずはホームページにアクセスして、こちらの資料を・・・
2023年2月期 第2四半期決算説明資料(戦略)
をペラっと開いて。まず気になったのはこちら。

株式会社セブン&アイ・ホールディングス 2023年2月期 第2四半期決算説明資料(戦略)

セブンとFrancfrancの想定されていたシナジーとは??

今回気になったのはこれ、Francfrancってなんでセブンが保有したん??てかまだ持ってたん?てかロフトの方が手放すの早かった?西武は持ってるのに??なんて色々思いましたが。
ざっくりだけど、Francfrancについては、この辺りを抑えておけば良さそう。

SEJの稼ぎ方

みんなわかってると思うけど、SEJはやっぱりコンビニなんですよね。

  • セブンの事業構造はコンビニに大きく依存

  • つまりコンビニ以外はパッとしないのが実情

  • 今、一番勢いがあるのは アメリカCVS:Convenience Store(SEI)

紆余曲折あり中々新規事業がうまくいかない中、コロナ禍でも数字を叩き出しているのはコンビニ事業。餅は餅屋。やっぱりセブンはコンビニ強し。
そしてチャレンジングと思われていたアメリカ進出もしっかり売上を伸ばしている。そろそろ日米ひっくり返りそうな勢い。そりゃ普通に考えて人の心理としてもさ、コンビニ特にアメリカ進出に投資したくなるものごもっともな話。

株主:バリューアクトについて

そしてコンビニ事業以外を削ってしまえという流れを作っているのがこちらの企業。大株主。基本スタンスはこんな感じ。

  • セブンの大株主(セブン&アイの約4.4%の株式を所有)

  • そして物言う株主

  • 戦略的な経営資源の集中を怠り、適正な株価より大幅に低くなっていると、度々提言

  • つまり、ざっくり言うと、不採算部門は縮小立ったと削ってしまえ!

どんな経緯でセブンの株持ってるんでしょうね。てか株主構成どうなってるんだろ。調べてみないとな。

懐かしのSEJオムニチャネル戦略

第二の創業と位置付けられていたこのオムニチャネル戦略。鈴木敏文さんから康弘さんへバトンタッチ的な意味合いも強かったんでしょうね。POSで一時代を築き上げた敏文さんからさらにデジタルの世界で事業規模を広げていこうとした、そんなビックピクチャーならグッとくるのだが。側から見たら旨味が少ないのか。結局社内人事で頓挫みたいっすね。組織は内側から、、、まさに!

  • 2013年9月、セブン&アイグループ各社の幹部社員約50名をアメリカに派遣。グループを挙げてオムニチャネルを構築することに(https://jp.reuters.com/article/l3n0jy0lv-seveneleven-suzuki-interview-idJPTYE9BI05Y20131219

  • なお、Francfranc買収は2013年

  • プロジェクト推進のキーマン鈴木康弘氏は、鈴木敏文会長(当時)の次男

  • 2016年鈴木敏文辞任(井阪隆一社長更迭案の取締役会否決のため)

  • 2015年11月にサイトオープン、2023年1月クローズ

  • ちなSalesforceを導入したのは2015年

横断した色々を一元化するのはSFのお得意分野。オムニチャネルのためにSF入れたけど結局キーマン不在になってそう。。この辺気になりますね。

参考ページ

■Francfranc買収について 

■SEJの事業構造:コンビニ事業の強さについて

■SF導入事例

■オムニチャネル戦略について ※2015/12/10

■オムニチャネル振り返り※2016/11/10

■オムニチャネルの始まり※2013年12月19日


Francfrancまだ持ってたんかい!とう軽いツッコミから調べてみたらけっっこう・・・深かった。年末に大仕事した気分。
まだまだ言語化できる部分ありますけど、ちょっとこの辺りで。

来年も宜しくお願いします!!
2022年12月31日(土)ウォル夫

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