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自立しているという幸せ

社会人になって2年ほどが経ち
最近、やっと自立しているなって思える。
そして、それがすごく幸せなのです。

上京してすぐの頃
確かに、お給料こそ頂いていたし
一人で生活し、自分の面倒は見ていた。
でも、仕事では教えて頂くばかり。
まわりに迷惑掛けるは手間を取らせるは
役に立てることはまだまだ見つけられなくて、わたし何してるんだろうって心細く思う日もあった。
最初の研修で
「皆さんはまだ会社に何も還元していません。」とはっきり言われたのはインパクトがあったし、本当に本当に仰るとおりだった。

最近は、おこがましいけれど
「今日わたしちょっと良い仕事したじゃん?」て振り返れる日もある。笑

入社する前。いや、わたしが会社を受験するよりずっと前に今の会社の大先輩のお話を聴く機会に恵まれた。
「わたしは、目の前のお客様ひとりひとりを自分のファンにするつもりで仕事をしています。
そうしたら、会社のファンを増やしていくことになるでしょう。」
このときの言葉を文字に並べても凄みは伝わらないから、ここに書いていいものかとも思うけど。
彼女の佇まい、雰囲気、表情、声、話し方、心意気、全てが素敵で、
彼女のお話を聴きながらすでにわたしはすっかり彼女のファンになっていた。言葉を体現されていたなと思う。
お話を聞かせてもらったのは少しの時間。
でも何年も経った今でも
彼女のフルネームを漢字で書けるくらいには彼女の存在はわたしの心に残ったままだ。

そんな憧れがあったこともよく思い出さないくらい、1年目のわたしは目の前のことに必死で。
同じ会社に入ってはみたものの
彼女の言葉は
当時の自分から果てしなく遠かった。

最近は、とにかく仕事が楽しい。
心配ごとや不安でいっぱいだった1年生のときより、
今日はちゃんと自分のバリューを発揮できたな、とか
今この人をちょっと幸せにできた、とか。
確かにそう感じられる瞬間たちが
わたしの心を活気付けてくれる。

コロナで仕事自体が少なくなったことで
ひとつの仕事に対して余裕を持って準備出来たり、集中力やモチベーションも高まったり、そういう背景もあるな。
(もちろん、どんなにスケジュールがタイトな時期でもお仕事には一生懸命に取り組むべきだとは思うけどね!笑)

もともと自分にとって
現職の中で
お客様に対して想像力を働かせるっていうことがおもしろいところなのですが
今、忙しくない分それが思う存分出来る。笑

新人の頃の研修を担当して頂いた先輩方には
「やっとですが、微力ですが、最近はわたしでも会社に還元出来ているものがあるかも知れません。」と言えそう。笑

そんなこんなで働きながら
お金を頂き、暮している。
いろんな選択が自分で出来ている。
どこに住もう、どんなお部屋を借りよう、とか
次の季節はこんな服が着てみたい、今日はすいか食べよう、とか。
心ときめくものと出会ったときに、これをあの人にプレゼントしてみよう!とか。
行ってみたい場所、読んでみたい本、気になることの勉強、自分の意思に沿って手を足を伸ばせる。

祖母は、長い人生を1日に喩えて
わたしと4歳上の兄のことを
「お兄ちゃまは明け方、あなたはまだ夜明け前ね。」
と言ったことがある。
そこから何年経ったか、今年25になる私は今
気持ちの良い空気に包まれる朝の9時半くらいだろうか。笑
計算が苦手なので超適当だけど。笑

まだまだ陽は昇ったばかりで
時間やエネルギーが潤沢に与えられていて、
ここからだっていう時間帯。
夜が明けるまでに
たくさんたくさん与えてくれた人たちに
やっと返していく準備が整ったところ。

どうやったら返していけるんだろう、
と考えながら
私生活も仕事もやっている。

自立してるって心が自由だよ。幸せだ。

まだひとりで歩くのが難しかったとき
誰か頼れる人と早く結婚したいって思ってた。
ひとりでも、自由で幸せになれるよ。

ここまで根気強く育ててくれた多くの人たちに感謝して、いっぱい還元していきたい。

つよくしてくれる経験をくれた全ての人や、
与えられた流れ、
憎むものはなにもなく、ありがとね!と
にこっとしながら思える。笑

変化に満ちた時代の中で
今のお仕事がうまくいかなくなるかも、とか
わたしが自由人過ぎて恋人にそのうちふられちゃうかも、とか。
万が一そんな未来が来ても
みんなが育ててくれた知恵や能力、心があるから
自分の人生はまたどうにか立て直して
やっていけるんだろうと思える、、

くらいには図太くなった。笑

執着せずに焦らずに
自分や大切な人、明日のお客様、いや全然知らない誰かでも、
みんなの幸せ願ってやっていこう。

わしゃまだまだ冒険していたいなー。☺︎
冒険の終わらない人生が良いです、まだまだ。

#自立 #社会人 #仕事 #生活 #自由 #冒険 #豊かさ #幸せ


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