【正社員がいなくなる】
2035年、正社員が消えると言われています。
これは実際に、2016年の9月にメディアで報じられたものです。
理由は様々ありますが、
もっとも根本的なものは、「人口減少」です。
今日本の人口は、1年で100万人ほど減少していると言われています(諸説あり)。
これはたった1年で1つの主要都市がなくなるようなものです。
一般に人口の数は国の力であるとされ、
人口が減少すると国の産業も縮小していきます。
産業が縮小すると、多くの企業は
利益を上げるのが難しくなります。
利益が上がりにくくなった企業は
経費削減を図り、その多くが「人件費」に目をつけます。
なぜなら人件費は、経営においてもっとも大きな経費であり、もっとも削減可能性の高い経費だからです。
この人件費削減の動きが、正社員制度の崩壊を促進させるのです。
本人が退職の意思を示さない限り半永久的にお給料を払い続けなければならない正社員より、
AIや短期で契約しいつでも切れる契約社員、派遣社員、アルバイト、業務委託のほうが、企業にとってコスパがいいのです。
実際、すでに正社員のリストラは始まっており、
2019年期、黒字経営だった企業からも約9100人の正社員がリストラされています。
正社員が安定という時代は、とっくに終了しています。
ではこれから先、どのようにして生き残っていくべきなのか?
もちろん、自分自身にスキルをつけて市場価値を高めることが必要なのですが、そのためにはある行動が必要です。
それは、「環境を変える」ことです。
例えば、英語を学びたい、話せるようになりたいなら、多くの人は英会話スクールに通ったり、オンラインで英語を学びます。
料理を学びたいなら料理教室に通い、
プログラミングを学びたいならプログラミングスクールに通います。
このように、今の自分を変えたいなら、
環境を変えることがいちばんの近道です。
環境を変えると、同じ想いや考えを持った人と繋がれ、彼らと関わることで発する言葉が変わっていきます。
言葉が変わると思考が変わり、
思考が変わると行動が変わり、
習慣が変わり、運命が変わり、
やがて人生そのものが変わっていきます。
人は弱い生き物です。
自分一人で人生を変えるのは、
はっきり言って相当困難です。
だからこそ、自分が変わるきっかけを与えてくれる環境に飛び込むことで、重要な一歩が踏み出せるのです。