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料理フルネス


一人暮らしの期間も長く、両親が飲食店を経営していたこともあり、料理をすること自体に苦手意識はない。

休日になると、妻に代わって僕が料理することが多いのだが、今ではそれが一つの楽しみになっている。

妻はどちらかというと料理に時間をかけないタイプだが、僕はじっくり時間をかけたいタイプ。

男性の方がこういった人は多いのかもしれないが、料理している時間自体を楽しんでいるのだ。

じゃあどのように楽しんでいるのかというと、子供のころにプラモデルやレゴブロックでお城を完成させるのを楽しんでいる感覚に近いかもしれない。

完成して、家族が「おいしい!」と言ってくれることももちろんうれしいのだが、他にも僕にとって料理することの効用あるのでまとめてみた。



  • プロセスや段取りを考えてそれ通りに進めていく満足感。

  • より完成度の高い料理を作ることへの自信の成長感。

  • 作業に没頭することで得られるマインドフルネスのような効用。

  • 感謝されることで高まる自己肯定感。


こんなところだろうか。

特に、僕が強く感じる点としては、マインドフルネスのような効用があるところだろう。

料理をされる方はもしかしたら共感できるかもしれないが、手元で作業を黙々とこなしていると、いわゆる「ゾーン」に入る感覚がありなんとも心地良いリラックス状態になって頭の中がスッキリとするのだ。

そして、そのあとの家族の満足そうな笑顔を見るとこの上ない幸せな時間を堪能することができるのだ。
もちろん、食べてもらう人に喜んでもらいたい気持ちもあるが、作っている側として最高な時間になる。


自己満足でしかないかもしれないが、僕にとって充実した休日の過ごし方というわけだ。


すべてが終わったあと。
洗い物で水を出しすぎるのはごめんなさい。




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