『響け!ユーフォニアム3』と「12話」の問題
さて、今日は昨日最終回が放映された『響け!ユーフォニアム3』について考えてみたい。約9年続いたシリーズ全体の完結編となるこの最終回では、エピローグで(大方の予想通り)教師になって母校(北雨宇治高校学校)の教師となり、吹奏楽部の指導をする主人公(久美子)の姿が描かれた。納得感のあるエピローグだとは思うけれど、マジレスすると学校によい思い出がある人は教師に向いていない……というか、なるべきではないと思う。学校という箱庭は、カースト上位に位置できた人々には自分が主役の青春物語を謳歌