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『痛くない!痛くない!』じゃなくて『痛いんだよー!!』

私が
子どもだった時
転んだりすると…

母親がすかさず
『痛くない!痛くない!』
『大丈夫!大丈夫!』
って言うんです。

当時は
その母親の言葉に

お母さんが大丈夫!
って言ってるから
『痛くない!』って思ってたけど


きっと
今の私だったら…

『大丈夫じゃないよー!痛いんだよー!!』
って叫ぶなーと笑


痛いか?
痛くないか?は

私が
感じるものであって
あなたのものじゃない!


体の痛みも…
心の痛みも…

本人のものであって
周りは関係ないなーと。


痛くない!痛くない!
で育ってきた私…

確かに母親の言葉があって
痛みから救われたこともあったけど


本当は…

『痛かったね…』
『大丈夫?』

私の感情や痛みを
そのままを受け入れて
共感してくれる
安心感?が欲しかったなぁと


泣くことは
あまり良くないこと…

そんな感じで育ったから
痛みにも悲しい感情にも
あまり向き合わずに大人になりました。

一見

強い自分になれた?
気がしてましたが

実は

痛みや辛さに
向き合ってきてないから
逆に痛みに弱い大人に…


向き合うのがしんどいから
見てみぬふりしてきてしまって
生きづらくなりましたね。


痛みってそもそも
自分以外の誰かの基準で
大丈夫!って判断しちゃダメだなぁと。

どんなに他人から
そんなことぐらいで…って
言われたとしても

私は…

痛かった!
辛かった!
悲しかった!
しんどかった!

って
ちゃんも大事にしないとダメ!


母親も
もしかしたら幼少期
自由に感情表現できる環境に
育ってないのかもしれない…

どんな人にも
育ってきた段階での
発達課題があるのは普通だしね。

本人に今度聞いてみよー。


もちろん母には
育ててもらったこと
めちゃくちゃ感謝はしてますが


私も結局…
嫌だと思ってたことなのに
子ども達に受け継いでしまって


『痛くない!痛くない!』
って子育てしてきちゃったから
反省もしつつ


今からでも…

自分の感情…も
母親の感情…も
娘たちの感情…も

それぞれの感情を
大切にしていきたいなぁと


改めて思うのは

大人も子どもも
自分の感情は
自分だけのもの!

正々堂々と大事にしなきゃね!


人生で
何かしら迷い悩むことがあった時
自分の子ども時代を振り返る…

自分の思考や行動は
案外
自分のものじゃないことも。

そこにたどり着けたら
心が楽になって
少し生きやすくなるかも。




私をサポートしてくれたら、めちゃくちゃ喜びます。