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WAKUBUSのVISIONとMISSION


VISION,MISSIONをどうやって作ったか

まず、どうやって作ったかをお話ししたいと思います。
週一でミーティングをして、完成までに約3ヶ月かかりました。全員でこれまでの人生を振り返るところから始め、原体験や大切な価値観をお互いインタビューをしながら掘って掘って掘りまくりました。家族や学校のことで波乱万丈な人生もあれば、順調な幼少期から社畜状態になってしまった人生もあり、本当に様々な価値観が入り乱れて、刺激的で楽しい時間でした。
出てきたキーワードをホワイトボードアプリを使いながらピックアップして、KJ法を使いながら分類して分析していきました。共通のキーワードが「個性」「多様性」「可能性」「チャンス」「社会づくり」などでした。それをとりまとめ、自分たちがしっくりくる言葉を探っていき、最終的に今のかたちになりました。

ちなみに、WAKUBUSでは、ビジョンミッション作りもサポートできます。ビジョンミッションを設定するベストなタイミングは「売れる」商品サービスができた後です。自作が難しい場合はご相談ください。

VISION 【個性全開で生きていい社会を創る】

私は新潟の田舎に生まれ、「頼むから普通になってくれ」と親から言われて育ち、個性が良いものと思っていない時期が長かったため、26歳のときに東京に住み始めてできた友達から「個性的ってすごくいいことだよ」と言われた時の衝撃は忘れません。

個性=いいこと ???

今までの認識はなんだったのか?と一気にオセロの色が変わっていった感覚でした。
そこからの盛り返しはすごくて、やりたいことを120%、いや、200%くらいの力でやり尽くしていきました。そのとき思ったのは、「もっと早くこのマインドになりたかった」です。つまり、個性に蓋をするということは、可能性に蓋をすることと一緒だと思いました。
今でも個性を押し殺して、自分の可能性に蓋をしている人は多いのではないかと思います。特に同調圧力の強い地方は、その傾向が顕著です。私は人口5万人のベッドタウンの起業塾の運営を通して、自分のやりたいことを「やっていい」と思っていない人にたくさん会いました。そんな人たちに私が友達に言ってもらった言葉「個性的っていいこと」というメッセージを伝えたい。そんな気持ちでこのビジョンを作りました。
決して当事者が悪いわけじゃない。そういう社会を仕組みで変えたいと思っています。なので、「社会を創る」という表現にしています。

VISION
個性全開で生きていい社会を創る

MISSION すべての多様な人にチャンスを

生まれた時点で格差がついているというのは非常に残酷な話です。それをゼロにすることは不可能だと思いますが、可能性を広げることで格差をなだらかにすることはできるかもしれません。

例えば、一番ガチで起業でするとなったらスタートアップを目指すという選択になると思います。地方で暮らしているとスタートアップという言葉に触れる機会はほとんどないと思います。まわりにスタートアップを目指す人がたくさんいると、空気のようなあたりまえの存在になりますが、まわりにそういう人がほとんどいないと、遠い外国の話のようです。

これは格差以外の何ものでもないと思っています。

私たちWAKUBUSがスタートアップは起業のひとつの選択肢であり、何も特別なことではないということをお伝えできれば、少し風向きが変わるかもしれません。自分(の個性)に合う選択をすればいいので、会社員でフィットする人もいれば、スモールビジネスで起業することがフィットする人もいるし、スタートアップで起業することがフィットする人もいる。私たちはそのすべてのサポートをしていきたいと思っています。

MISSION
すべての多様な人にチャンスを

なぜ起業支援なのか

私たちメンバーが出会ったのが、東北地方の人口5万人のベッドタウンで運営している起業塾でした。私はその運営責任者をやっていて、メンバーの2人は塾生でした。個性を全開にして生きていく選択肢として一番有効で、一番サポートが必要なのが起業だと思います。起業は総合格闘技です。やらなきゃいけないことが波のように押し寄せて、経営者は適切な知識を取り込んだり、仲間を引き入れたり、自分でできないことを助けてもらったりしながら、押し潰されないように耐えていかないといけない。かなりの荒波です。

シリコンバレー発のスタートアップのほとんどが創業者にメンターがついていたことはあまり知られていないかもしれません。良いメンターに出会えるかも成功するかどうかの命運を左右します。私たちは「出会えてラッキー」と思ってもらえるメンターになりたいと思っています。

WAKUBUS
代表理事/コミュニティマネージャー
齋藤知幸

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