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発達を促す室内遊び ベスト3・その3『作業記憶』を鍛える!

幼児の発達を促すオススメの遊びとして、
前回までに『粘土』、『トランポリン』を
ご紹介させて頂きました。

今回、ご紹介させて頂くのは『言葉遊び』です。
正式な名前があるのかもしれませんが・・^^;
『山手線ゲーム』に似ているかもしれません。

ルールは簡単です。
一つのジャンルを決めて、
前の人が言った単語に、自分の単語を重ねて
繰り返していくものです。
効果はズバリ、”短期記憶”と”作業記憶”です。
英語だと”ワーキングメモリー”ですね。
ヒトの作業記憶には個人差があり、
また、鍛えることで良くすることもできます。

”短期記憶”とは聞こえた内容を一旦、記憶すること。
その記憶した内容⇒保持⇒反応⇒表出が、
”作業記憶”です。(※ワーキングメモリー)

この”作業記憶”が弱いと、
声かけが入りにくかったり、声かけに応じて
反応することが苦手になります。
特に、周囲の音を拾いやすく、
声かけに応じるのが苦手になりやすい
ADHDのお子さんや、視覚優位の自閉傾向の
お子さんには特に効果があると思われます。
では、遊び方を下記にご紹介します。

<やり方>
■初級
・大人と子ども二人でやる
・ジャンルを決めます(例:くだもの、電車など)
・例:くだものの場合
 子ども⇒ぶどう
 大人 ⇒ぶどう、みかん
 子ども⇒ぶどう、みかん、レモン
 というように、前の人の答えに重ねます。
 ※一度でた単語は、2回目は使えません。

■上級
・人数を増やしたり、子ども同士で行う。
・答えるテンポを速めます。
・答える度に指を使うなど、数もかぞえます。

 お散歩や、入浴時など色々な場所で行えます。
 ぜひ、楽しみながらやってみてくださいね。 

 

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