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【1週間日記:17〜20週目】ヴュルツブルクの冬、テスト、ドイツの学生食堂

超お久しぶりです、倭子です!

今回は、1月16日~2月10までのお話です。読んでいただけると嬉しいです!

ヴュルツブルクの冬はどんより

前々回から2投稿にかけてお話しましたが、冬休み旅行で訪れたイタリアで新型コロナに感染してしまい2週間イタリアで隔離生活をしていました😅そして、やっと隔離が明け、ヴュルツブルクに帰ってきました~!!ヴュルツブルク駅に着いたときは家に帰ってきたという安心感を感じて、4か月ほどしか暮らしてないのにやっぱりここが私の家なんだな~と実感しました。

ところで、皆さんはドイツの冬に対してどんなイメージをお持ちですか?

個人的には、毎日雪が降って、あたり真っ白になるぐらい雪が積もるんだろうな、というイメージを持っていました。私は、あまり雪が降らない地域の出身のため、渡航前から「雪」をとても楽しみにしていました。そして、ドイツに渡航後も現地の友達に、雪はいつ降るのか?とよく訪ねていました。すると、みんな口を揃えて「ここら辺では、1月から2月にかけて雪が降るからまだ降らないよ」と言うのです。そのため、11月、12月と雪が降らなくても、きっと年が明けたら雪がいっぱい降るんだろう、と期待していたのですが…

ドイツに帰ってきたのは、1月17日。全然雪が見当たらない。それどころか、雪が降る気配もない。

あれ、聞いてた話と違うぞ?と思いながらも少しの期待を持って過ごしていたのですが、毎日、曇りor小雨、そして風が強い日が続くばかり。雪が降った!と思っても、一瞬で止んでしまったり、朝や午後には跡形も無く消えてしまうぐらいの雪。毎日がどんよりした天気で、気分も落ち込みがちになってしまいます。しかも、そのうち気温も温かくなってくるという、もう雪が降る希望が無くなってくる始末(笑)イタリアからヴュルツブルクに帰ってきて一週間ほどで「あ、これは雪積もらんな」と確信しました(笑)

もちろん、ドイツにも雪が積もる地域は沢山あります。しかし、ヴュルツブルクはドイツのちょうど真ん中あたりで、気温もそこまで下がらないため、雪はあまり積もらないそう…。大量の雪に囲まれて、みんなで雪合戦するのを夢みていたのに、残念です😭


ディスカッションテストとは?

冬学期も終わりが近付き、テストの季節が到来しました。私は、短期授業を主に取っていたためほとんどの授業のテストを年末に終えていたのですが、「German Politics」という学部の授業のテストが残っていました。

この授業は留学生向けの授業で、英語で開講されています。そのため、受講している生徒は少なめですが、先生に質問したり、先生の問いかけに発言したりしやすい雰囲気です。しかし、教授からテストの詳細がなかなか話されず、クラスに公表されたと思ったら、テスト方法はなんとディスカッション。最初聞いたときは、ディスカッション??とはてなマークが頭に浮き上がりましたが、実際は、授業の内容やドイツ政治に関して疑問に思うことを発表し、議論するといった形式でした。事前に、授業の内容を復習し、自分が気になることをいくつかリストアップしていたので、問題なくテストに挑むことができました。


メンザ・ウィーク

ドイツでは学生食堂は「Mensa(メンザ)」と呼ばれていて、ヴュルツブルク大学にも複数のメンザが存在します。メンザでは、毎日4~5種類の料理と1種類以上のベジタリアン食またはビーガン食が日替わりのメニューで提供されています。料金も安く、大体5ユーロ以下で食べることができるので、お昼時は学生でいっぱいになります。私も、寮やキャンパスからメンザが近かったこともあり、お昼ご飯を作るのがめんどくさい時や友人に誘われた時にメンザに行っていました。

そんなメンザで2月第一週目に「Student's favorite food week」という学生の人気投票で上位だった料理のみが提供されるイベントが開催されました!そこで、いつもメンザでご飯を一緒に食べているスロバキア人の友人と一緒にそのイベントに参加し、その一週間はできる限りメンザに通うことにしました。

月曜日】「カイザーシュマーレン」というドイツのパンケーキを食べました。リンゴジャムがかかっていて、見た目通り美味しかったです!ちなみに、付け合わせにネギのサラダを選びました。

火曜日】「カリーヴルスト」というウインナーにカレー粉がまぶしてある、ドイツの名物料理です。いかにもドイツ料理って感じですよね!これもとても美味しかったのですが、ウインナーがバカでかい(笑)全部食べるのが大変でした😅

水曜日】「タコボウル」ここにきて急にメキシカン(笑)このように、学食ではドイツ料理に限らず様々な国の料理が出されています😊そして、タコボウルも安定にでかい(笑)

木曜日】「ハンバーガ―」ハンバーガーはどこで食べても美味しいですよね!ですが、普通のハンバーガーと少し変わっているのは、中にチェリーソースが入っていること。でも、普通に美味しい。これは、ドイツ文化なのか学食の人の好みなのか未だに謎です(笑)

今回、連日メンザに通い満足した半面、こんなん毎日食べてたら太るわ…と思いました(笑)美味しいけど、量とカロリーがすごい。お腹いっぱい過ぎて、夜ご飯は食べれませんでした😅


~学食の多様性に驚き~

メンザのお話をしたついでに、私がメンザで驚いたことを紹介したいと思います。

それは、「ベジタリアン食とビーガン食があること」です!

こちらがある日のメニューなのですが、葉っぱが1枚のマークがベジタリアン食、葉っぱが2枚重なっているマークがビーガン食です。しかも、毎日必ず1つはベジタリアンかビーガン食が提供されているのです。

これを知り、ドイツでは学食でも食の多様性があり、ベジタリアンやビーガンという考えがそれだけ浸透しているということに感動し、やっぱりドイツは進んでるな!すごい!と感じました。また、学食にそういった食事があるうことで、ベジタリアンやビーガン以外の人でもその料理に挑戦することができる仕組みになっているなと思いました。実際、ベジタリアンやビーガン食を選んでいる人は、必ずしも忠実に考えを守っている人だけではありません。気分や体調によって、ベジタリアンやビーガン食を選んでいる人も多く、食事の選択肢の一つになっているのです。

実際、私もいくつかビーガン食を食べてみたのですが、普通に美味しい!上の写真は、ビーガンピザです。生地やチーズも植物性のものが使われているそうですが、今まで食べていたピザと比べても味の違いはほとんどありませんでした。日本では、まだまだベジタリアンやビーガンといった考え方は浸透していませんが、これからそういった考えやレストランが増えることを期待したいです。


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