【映画館の思い出】もう一度行きたいなぁ“〇〇上映”
こんにちは。
ニク・ジャガスです🧜🏻♀️
自宅のBlu-rayを整理していたところ、数年前に友人Kからもらったインド映画が出てきました。
Kと一番映画を観に行ったな…と思い出の走馬灯にキューを出すと、だいぶ初期で、ある上映イベントの映像が蘇ります。
2013年、兵庫県は塚口サンサン劇場で行われた「マサラ上映」です。
上映作品は『マッキー(2012)』という作品。
悪者に殺されてハエになった主人公が、その姿で愛する人をいかに守るか、という物語。
もうそれだけで、私のようなボリウッド初心者の食指はキュン爆裂。
当時、広島から関西に出たばかりで、地元と比べ物にならないほど沢山の映画館がある事に脳天をぶち抜かれていました。
そこで出会った映画友達Kに「マサラ上映に一緒に行かない?」と誘ってもらったのです。
その後、Kとは数え切れない映画とカラオケ(映画テーマしばり)に行くことになるのですが、今思えば一発目がマサラ上映だったとは…。
マサラ上映は、とっても楽しかった記憶があります。
当時の写真が残っていないのが悔しい。
上映前、劇場のロビーには思い思いの衣装や小道具を用意した大人たちがひしめき合っていて。笑
自宅からカラフルな紙吹雪を用意してきた人から、「これ!上映中にまいてください!」といただいたりして、もう会場は熱気ムンムン。
カスタネットだとかホイッスルだとか、鳴り物も持ち込みOKだったので、なぜか私はドラえもんを潰すとピーピー鳴るおもちゃを買って持っていきました。
そして物販もインド一色。
19時から販売開始と予告されていた近所のインド料理屋さんが、19時30分に到着するというナチュラルなマサラタイムを醸し出していました。
もちろん、ナンとラッシーのセットを注文。これがまた激ウマ!!
いざ上映が始まると、割と序盤から「ふー!」「ヒー!」といった言葉にならない大きなお友達の声が飛び交います。
そして上映開始から15分も経たないうちにボリウッドダンスのシーンが始まり、観客は立ち上がって通路を踊りながら練り歩く。
2時間半の上映の間、大笑いしたり、ちょっとしんみりしたり、通常上映では考えられない場所からスクリーンを眺めたり。
ラストの大団円では、盛り上がりは絶好調!
知ってる人も知らない人も手を取り合って一つになってしまう、不思議な空間。
楽しかったなぁ。
今はコロナの影響で、すっかり〇〇上映って少なくなりましたね。
『パシフィック・リム』を人間側、機械側に分かれて応援するとか、あったなぁ。
爆音上映とか、オーケストラ演奏上映とか色々いきましたけど、結局マサラ上映を超える独特な楽しさには、まだ出会えてません。
もし、ユニークな上映に参加された経験がある方がいらっしゃれば、ぜひ教えてください☺️
最近、思い出に浸る時間が多くて映画館の記憶がときどき蘇ります。
早くコロナが終息するといいな。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました😊
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