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ウクライナ人の友人から返ってきた意外な言葉?

カナダ生活10年目のWakeiです。

ニュースでは、ロシアのウクライナへの攻撃・侵攻が連日報道されています。突然他国から軍事攻撃を受ける、恐怖ですよね? 他国のこととは言え、現代の話ですよ。私もとてもショックでした。

ウクライナ人の友人からの返事


私にはウクライナ人の友人(カナダ在住)がいます。彼女はウクライナに暮らす2人の息子がいて、彼女も昨年秋に一時帰国を楽しんできたところでした。そんな彼女の様子が気になって彼女にメッセージを送りました。

「ロシアの攻撃はヒドイね。
あなたの母国に早く平和に戻るのを願っています」と。

すると、彼女からすぐにメッセージが来ました。

そこに書いてあった最初のことは、
「あなたはウクライナの事情を何から知っているの?BBCやFox ニュース?西側のニュース以外で、ウクライナの状況を知ってますか?」でした。ちょっとイラッとした口調に感じます。

8年間の内戦状態

さらに続けて

「ウクライナは2014年にクーデターが起き、それによって新政府が誕生しました。成立当初は国民の期待が大きかったものの、結局ファシスト政権で市民への弾圧、都市への攻撃など5000人以上の市民を殺しています。ウクライナでは、自国のファシストとの戦闘が8年前から始まっているのです。

幸いなことに、クーデター後、ウクライナを離れたクリミア(ロシア併合)は、現在安定して発展しています。」と。

誰がファシスト?

彼女から言わせるとファシスト・ナチスは、自国民を弾圧・殺害し、外国にウクライナ国土や財産を廉価で売却する、親米の現ウクライナ政権なのだそうです。ロシアでもプーチン大統領でもないのです。

あれ?そうなの?

私はこの話を彼女から聞いてびっくりしました。もちろん、彼女の意見が真実のすべてとは思いませんが、では、私たちの見聞きしているメディア情報も真実のすべてでしょうか?

私たちがよく目にするメディアでは、ロシアが悪・プーチン大統領は現代のヒットラー、冒頭にも書いたように「突然ウクライナに勝手に軍事侵攻してきた」という言い方で、「ロシアをどう経済制裁するか」が議論されていますが、果たして、それも本当に正義なんでしょうか?

ロシアに併合されたクリミアは安定し、経済も回復し、自国政府に政治的に弾圧・軍事攻撃までされてきた東部2地域がロシアのサポートで独立、解放された、という話であれば、むしろプーチンは救世主かもしれません。

バイデンとウクライナ


アメリカとウクライナ、バイデンとの関係も実は密で、バイデンの息子が2014年ウクライナのガス会社の役員に就任しています。バイデンのウクライナでの利益関与・癒着関係は、バイデンの選挙前に問題になり、もみ消し疑惑もあるくらい、実は深いのです。

今回のロシアの軍事行動をロシアの軍事侵攻と批難し、国際世論を作り、公然と国際的にロシアに経済制裁ができれば、軍事的にも経済的もロシアを疲弊させることができます。ロシアからの天然ガスの供給がストップすれば、アメリカのガスや石油も高騰します。戦争は軍需産業にも好機ですし、ウクライナ戦争は実はアメリカにとっても美味しい、のかもしれません。

このような可能性も考えると、バイデンもやっぱりしたたかですよね。さすがアメリカ大統領。

誰のための何のための闘い?

さらに彼女は
これまでの8年間も含めてこれは戦争ではなく、ファシスト政権から自由を取り戻すための闘い。西側のメディアを鵜呑みにするのは良くない」と言っています。

どうですか?

実際に今回ウクライナで起こっていることが、どんな戦争なのか闘いなのか、私はよくわかりません。ただ、私たちが良く目にする報道もすべてや本質を言い当てているとも限りません。意図的に感情操作されているかもしれません。

情報を疑ってみる

リビアのカダフィ、シリアのアサド核のなかったイラクなど、実態とはかけ離れた報道で独裁者や危険な国のイメージと世論が作られ、制裁や軍事介入の大義名分になりました。

限られた情報を疑ってみるのは難しいですが、メディアの情報を鵜呑みして断定してしまうのも危険かもしれません、

参考記事
:Asahishinbun Globe、日本経済新聞、JiJicom, NHK newsweb, 西日本新聞

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