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カナダで英語で茶道を紹介してみた

英語力ゼロで始めたカナダ暮らしも10年目のWakeiです。

6月に入り、ワクチン接種も進みだし、コロナ規制も緩くなってきたカナダのBC州です。今はレストラン内の飲食も可能になり、フェットネススタジオもオープンになるなど、少しずつコロナ前の状態に戻りつつあります。

半年前から予定していた「抹茶の体験セッション」も予定通り行うことができました。とはいえ、コロナ下なので、人数制限は6人、しかも大会場、通常ではあり得ない、スペースでのセッションになりました。

コロナ下の会場

こんな感じ ↓

通常なら、この人数なら、この部屋の1/6ぐらいの部屋のはず。

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コロナで人が集まるイベントには誰もが消極的な中、皆さんよく来てくださったと思います。こうしたセッションには、年配の人が必ずいるんですが、さすがにコロナ下、年配者はいらっしゃいませんでした。

当日は6人の予定が5人に。コロナ規制が強まれば、野外セッションになったので助かりました。なかなか、和の雰囲気は出せませんが、広々と落ち着いて、よかったです。

どうしてセッションに参加したの?

参加者になんでこのセッションに興味を持ったんですか?と聞いたところ、

「スタジオ・ジブリの映画がスキ」「抹茶がスキだから」「日本の田舎の風景がスキ」「異文化に興味がある」「なかなか機会がないことなので面白そうだから」「誘わておもしろそうだったから」

ということでした。

一般的に日本のアニメやゲーム、漫画で日本に興味を持った人、文化や自然が好きな人、抹茶が好きな人、日本の食べ物ファン、日本に行ったことがある人、がこうしたセッションに参加するケースが多いです。

ただし、こんなことを言うと「やっぱり日本ってすごい!と世界に思われているんだ」と思うかもしれませんが、そんな風に日本を意識している人ばかりではありません。事実、こうしたセッションに参加してくる人も少数派です。

日本のテレビ番組を見るとたまに「世界中の人がが日本をすごい国だと一目置いている」と自画自賛、強調しすぎと感じることがあります。

セッションの進行は

をして、

簡単に抹茶の解説                          お茶会でのお茶とお菓子の頂き方を説明                 お点前のデモンストレーションでお菓子とお茶を頂いてもらう      最後に実際にご自分で抹茶を点ててもらう

と言う流れです。

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プログラムとしては、まとまっていたので問題なく進めることができました。皆さんにも楽しんでいただけたと思います。

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ネックは英語力

残念なことに、こうしたセッションでネックになるのは英語力なんです。英語で数分のプレゼンテーションをして、解説をして、司会者的な役割をスムーズにこなすにはやはり、聞き取りやすい、理解しやすい英語力が不可欠です。セッションの質を左右すると言っても過言ではありません。

去年1年コロナでお籠り明けのこのセッションで、私は低下した英語力を実感しました。英語の解説は反省点多し。自分を信用しすぎず、事前に練習をとことんするべきでした。

次回こそは

こうしたセッションをする機会はそんなにないんですが、なければ自分で機会を作ればいい、の精神で次回はもっと上手くやりたいです。

私のお茶と英語の関係のように、英語を勉強するときも何か好きなことと関連した目標があると取り組みやすいです。英語の勉強もそれを生かす目的があるのとないのでは、モチベーションが全然違いますよね。

大人になってからの英語は、仕事でバリバリ生せる世代や立場でないと、プレッシャーも低く、上達は早くありません。意識して自分で小さな目標や楽しみを見つけて、たまには恥をかいたり、ちょっとつらい思いをしたり、反省すると刺激になります。

そう思って、私も来年もこうしたセッションをやれたらいいなぁと思ってます。次回はもっと上手くやりますよ。



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