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どこか自分と似ていてホッとした。

学生時代に『ノルウェイの森』を手にしてから、村上春樹の文章がなんとなく好きになった。

読み始めた頃は正直ぜんぜん意味がわからなかったが、二度三度読み返している内になんとなくハマってしまい、でも熱中するほど激ハマりすることもなく、ポツポツと今日までいくつかの作品をなんとなく読んできた。

『風の歌を聴け』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ダンス・ダンス・ダンス』『国境の南、太陽の西』『1973年のピンボール』

そのとき気になった作品を手にとっているので、有名な『海辺のカフカ』や『1Q84』はまだ読んでいない。

世に出た順でもないし注目度に合わせているわけでもなく、ただなんとなく読む。(ちょうど今日『アフターダーク』を読み始めたところ。)

それと同時に(というか先行して)、先週から読んでいるのは小説作品ではなく、村上春樹が自身の小説・小説家についての考えを書いた『職業としての小説家』。

まだ読み途中だけど、なんとなく感じたことを残しておきたかったので、書いておこうと思う。

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