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第13回 大鼓のこと

新年明けましておめでとうございます!
新年明けまして🐯年ですね!!
昨年は能楽界も大変な一年となりました…
始めの方は感染症の影響もあり舞台が中止になったりしており苦しい局面を迎えていたのですが、9月をすぎた辺りから忙しくなり、さらに輪をかけて政府からの補助金などの影響でさらにお舞台が増えて…ありがたい悲鳴と代わりましたが激動の一年となりました。


さて、更新が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
言い訳が許されることではないですが…忙しすぎました…
今後は今以上のペースで更新をさせていただきたいと思っておりますのでどうかよろしくお願いいたします!!

今回はお囃子シリーズの第3回目「大鼓のこと」です。
解説者はなんと私山本寿弥がお送りさせていただきます笑
やっと出番が来ました!
張り切って解説させていただきます!

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解説文


最初は私山本寿弥の簡単な自己紹介を恥ずかしながらさせていただきました。
私はそもそも俗に言う所の家の子(能楽師を代々職業としている家系の子供)というものでして、曽祖父から能楽師であります。
能楽は専業制をとっていますので、曽祖父が大鼓をしていたためうちの山本家は代々大鼓方となっています。
産まれてすぐ、幼い頃くらいまでは当然何が他の家庭の子と違っているのかなんて分かりませんでした。
強いて言うなれば父や祖父が授業参観や運動会など学校行事の参加率が低いなという感じでした。(運動会は土日祝日が多く、舞台と重なっていることが多かった為です。)
そんな中小学六年生の初能(初めて能一曲丸々努めさせていただくこと)を經て少しずつ自分の住んでいる世界と、何の気無しに顔出しやら伺わせていただいてた舞台との差異を感じ始めます。
そこからは自身の進みたいもの、自分の置かれている状況を鑑み、中学、高校、大学と進むにつれて多少なりとも葛藤がありました。
紆余曲折を少しばかり経て能楽に携わっていけるようになった経緯が動画内で詳しく語られているので良ければご覧ください。
また今回は当然楽器のことにも触れています。
大鼓は大変独特な性質を持っており、隣にいる小鼓とは異なる性質を持っています。
甲高い音、力強い打ち込みと掛け声、大きな間合いそれらの性質のおかげで能楽には欠かせないリード楽器の役割を担うことができるようになっております。
持ち運び方や小道具、舞台に出るまでの過程など事細かく説明がありますのでこちらを見ていただきまして是非ともマニアになっていただければと思います!

長々と失礼いたしました!
それでは動画をご覧ください!

若手能HP
 つぼみから花へ大阪若手能ホームページ
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YouTubeチャンネル
https://youtube.com/channel/UCCpkyiNycp-0RSuf2Z-i5

失礼いたします!

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