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土木技術者の働きがい【第2弾_ゼネコン編】

皆様こんにちは。

若手パワーアップ小委員会は、行政、ゼネコン、コンサルといった土木業界の各ポジションで働く若手から構成されており、運営理念として若手の能力向上を掲げております。

そう!これからの土木業界、若手の活躍が必要不可欠なんです!!
土木業界を目指す方々に少しでも我々の働き方をリアルに感じてもらい、そして将来一緒に業界を盛り上げていきたい!そのためになにかできないかと考え、「働きがい」をテーマとして各社それぞれのリアルを発信していこうと決まりました。コロナ禍で、土木業界の働き方も激変しています。そのあたりもぜひチェックしてください!

ということで
今回はその第二弾!ゼネコン編です。
私、若手パワーアップ委員会の大〇と申します。ゼネコンに勤務している今年で11年目の若手から中堅に片足突っ込みかけている技術者です。プライベートでは第一弾の委員と同じで2児のパパやってます。

ゼネコン人気が低迷していると言われて久しいこのご時世で、なるべくリアルに「働きがい」を仕事内容と共にお伝えし、少しでもゼネコン、土木業界に興味を持ってもらえたらと思います。

①私の経歴
入社して、高速道路を鉄道の上空に架設する現場を皮切りに、洪水氾濫を抑制するための雨水幹線と地下調整池構築、設計部署で地下通路の仮設構造物の設計や海外案件の事前検討、それが終わると、発電所躯体構築や鉄道駅改良工事に携わりました。その後は国内留学を経て、現在に至ります。ちなみに現在は弊社の土木系の採用などを仕事としています。
ゼネコンのイメージと言えば、「現場で泥にまみれながら!」というのが強いかもしれませんが、上述のように設計であったり外部に出たり管理部門だったりと活躍する場は様々です。

現場・オフィス

                   ※上記はあくまでイメージです。

②職場環境
今私は管理部門にいるので綺麗なオフィスで働いています。一方で現場の時は仮設の事務所もあれば、オフィスビルの一室と様々です。現場では職場環境改善のために色々な取り組みを実施しています。
一部ではオフィスの整い方が「本社よりすごいのでは。。。」みたいな現場もあるほどです。
少しでも、どこの場所にいても、皆が働きやすい職場になるように日々試行錯誤しています。

とある現場

   とある現場の会議室        とある現場のリフレッシュルーム

③私の仕事のやりがい
 目指す構造物を完成させるために、施工計画を作成し、測量して、資機材手配して・・・と現場はやらなければいけないことが沢山あり、それに発注者と打合せ、協力会社と打合せ、社内とも打合せ、と打合せもたくさんあります。第一弾の高速道路会社編でもあったようにゼネコンも同様です。多くの人がそれぞれの立場で意見をもっているので、一緒になって構造物を作り上げるのは大変な仕事になりますが、その分完成した時の達成感は何物にも代えがたいものになります。

打合せ

また現場では、自分のアイデアで作業員さんの仕事をしやすくしたり、安全になったりすることが目の前で効果として見えることがあります。そんな自分のアイデアで、目の前で起こっていることを、良くしていく(失敗もしますが)毎日を楽しく思える人とって現場は面白くてしょうがないと思います。

足場

ゼネコンは様々な発注者の方々と仕事をするので、橋や鉄道、トンネル、ダム等の様々な施工や設計、それに関わる技術開発に関わることができ、その活躍の場所は国内外に広がっているので、多岐に渡る経験が得られることは非常に面白く、やりがいを感じられる仕事だと私は思っています。
 
そんなやりがいを採用担当として学生の皆さんに伝えられているか?
頭を悩ませながら日々業務しています。。。。

④コロナ禍における働き方
現在(執筆時)はコロナがいささか落ち着いては来ましたが、弊社でもテレワークを継続して行っている状況です。今後も継続したい!と思っています。なぜなら通勤時間が無くなることにより、以前は子供と一緒に入れなかったお風呂や食事もできる機会が増え、家事を分担し妻の負担を少しでも減らすことで家庭に平和を。。。。と。
管理部門でのテレワーク継続は勿論ですが、弊社では現場社員でも「テレワーク」を実施できるよう試行錯誤しています。コロナによる意識の変化と近々に迫る残業規制に対応すべく建設現場も確実に変化しています。10年ほどしか働いていませんが、入社時と比較して大きな違いを肌で感じています。

働き方

おわりに
少しでも働き方がイメージできたでしょうか。良い変化の流れを止めずに、より良い土木業界にするべく一緒に盛り上げていく仲間が増えたらいいなと思っています!!

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