新年から1年で合格狙える資格9選

新年から1年で合格狙える! おすすめ資格9選 受験スケジュールはこれだ!

誰でも予備知識ゼロからたった1年で取得可能な資格検定試験を厳選!

今年は本気で自分を変えたいと思ってるアナタ。資格検定試験合格はそのきっかけになりますからぜひ新年になったこのタイミングで受験する資格の種類とそのスケジュールをざっくり把握しておきましょう。

ではさっそくお話を始めましょう。

■ 新しいことを始めるには余計なものをやめよう

新年を迎えて今年は資格をとろう! と決心したまでは良いとして、はたしてどんな資格を狙えばいいのか。既に目星を付けている資格があるなら良いですが、とくにコレと決めているわけでもない場合だってあるでしょう。しかもこれまで資格や検定試験にはあまり馴染みがないとしたら迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は予備知識ゼロからでもたった1年で取得可能な資格や検定試験を厳選しました。狙うのは国家資格。ほかに公的資格も視野に入れつつ1年後には誰もが知ってる資格の合格者になることを目指しましょう。

その前に合格を目指すために大事なことをお伝えします。新年に資格取得を決意したケースではとくに大事なことです。

せっかく資格取得を決意したのですからそのためには新年になったから「新しいことをはじめよう」ばかりではなく「余計なものをやめよう」という決意もしましょう。

資格取得を実現するためにはこれまでどおりとはいきません。合格のためはやめたり控えたりするものをしっかり認識しなければなりません。

「新年だから新しいことをやろう。よし資格をとろう。これまでの生活習慣はそのままでそこにプラスして資格もゲットしちゃおう」というそんな「プラス思考」はやめておきましょう。

新しいことに挑戦して望む結果を得たいならば目的のためにはこれまでの余計なことをやめたり控えたりするのです。

差し引いていく考え方です。いわば「前向きなマイナス思考」。足していくことばかり考えるのではなく引いていくことも考えるからこそ手に入れられるものがあるのです。

■ 1年で合格狙えるおすすめ資格9選

ではいよいよ誰でも1年で取得可能な資格や検定を厳選してご紹介しましょう。まずは国家資格です。

【国家資格】
・宅地建物取引士
・管理業務主任者
・ファイナンシャル・プランニング技能士
・知的財産管理技能士
・貸金業務取扱主任者
・通関士

難易度は易~普通といった有名資格を揃えました。誰でも一度は見聞きしたことがあるものばかりでしょう。最も有名のは宅地建物取引士ですね。日本で最も受験者数が多い国家試験としても知られています。不動産関連だけでなく金融をはじめ幅広い業界に有資格者がいますので馴染みがあるでしょう。

管理業務主任者試験は宅地建物取引士資格試験のマンションバージョンと思っていただければとりあえずOKです。内容も似たり近かったりするところもあるのでセットで勉強するのが王道です。試験日も近いので勉強しやすいですね。難易度は宅建士よりも低いので本命の宅建士が不合格でも管理業務主任者は合格できる可能性があります。どちらかひとつは確実に合格したいですね。ちなみにマンション管理士という試験もありますがこちらは管理業務主任者試験や宅建士試験よりも難易度が高いので一発合格は難しいでしょう。

FP技能士は年に数回の受験機会があるので本命の資格試験(例:宅建士)の受験日を意識しながら先にFP技能士3級に挑戦して肩慣らしをしておくというのもアリです。2級はそれなりの難易度ですから本腰を入れる必要があります。民間のフィナンシャル・プランナーとの違いなどちょっとややこしく感じる部分もありますので詳細は各自ご確認ください。ファイナンシャル・プランニング技能士のほうを受験するのであれば3級から受験して合格したら2級に挑戦できるという流れになります。

知的財産管理技能検定も3級を取得してから2級受験といった流れですね。年に数回受験機会がありますから1年で2級まで取得可能です。1級はかなりレベルが違うので除外します。

知財技能士検定の「癖」についてはこちら↓

貸金業務取扱主任者資格試験はここで紹介したなかでは比較的易しいほうです。法律系資格の入門の入門といった感じでしょうか。比較的新しくできた試験ですが年々難易度は上がっているようですので油断は禁物です。試験日が11月頃なので他の本命の有名資格の試験日の時期と重なる場合は受験を見送ってもいいかもしれません。

通関士試験は難易度はそれほど高くありませんがしっかり勉強しないと当然のように落ちます。一般知名度は宅建士よりもだいぶ低いですが貿易関連の国家資格は事実上これ一択となります。1年みっちり勉強すれば合格は可能です。

次に公的資格をみてみましょう。

【公的資格】
・日商簿記検定
・ビジネス実務法務検定
・賃貸不動産経営管理士

日商簿記検定は年に数回受験チャンスがあってとても有名なので学生さんをはじめ幅広い受験者層がチャレンジしています。定番なのでまずはこの検定からというのはよくありますね。

ビジネス実務法務検定も年に数回受験チャンスがあります。2級までは1年で取得可能です。本命が宅建士の場合は夏頃に受験して弾みをつけておくのもいいでしょう。2級まではそんなに難しくありませんが、たとえ合格できても宅建士試験のほうがかなり難しいのでご覚悟を。1級はこれまでとはレベルが違うので、2級合格後は宅建士はもちろん行政書士試験の視野に入られます。ただしそれこそ行政書士試験はビジ法2級までとは世界が違うという感じですからご承知おきください。

ちなみに検定試験の類は1級は別次元の高レベルになるのもありがちですが、たいてい2級までは誰でもちゃんと勉強すればほぼ合格できます。過去問題を重点的にやって出題形式に慣れておくのがコツです。毎年のように似たような出題形式だったりよく見かける問題が出たりするので過去問題を徹底的にやり込むといった基本を軸に勉強をやればやるほど報われやすいですね。そのため精神衛生上も負担が少ない。とりあえず合格体験が欲しいという場合にもおすすめです。

賃貸不動産経営管理士試験は年に1回の受験チャンスで、賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識、技能、倫理観を持った専門家として活躍するための資格です。賃貸不動産の管理業務にかかわる幅広い知識を有して活躍することを期待されます。合格率は5割ほどですが年々難化してるようなので油断は禁物です。

■ これが資格取得見本スケジュールだ

知識ゼロからでも1年で取得できる資格や検定をご紹介しましたがここでひとつのモデルとなるスケジュールを提示しましょう。(正確な申し込み締め切り日や試験日は各自でご確認ください)

5月頃  FP技能検定(3級、3級取得済は2級)
7月頃  ビジネス実務法務検定(3級、2級)
10月頃  宅地建物取引士資格試験
11月頃  貸金業務取扱主任者資格試験、賃貸不動産経営管理士試験
12月頃  管理業務主任者試験

このスケジュールどおりに合格すると少なくとも4つの国家資格と2つの公的資格を取得できます。1年でこの数はわるくないでしょう。それどころか大したものです。1年を振り返って実りある年だった思えるに違いありません。努力が報われる体験が病みつきになるかもしれませんね。

そうは言っても1つでも大変そうなのに6つも取得できるか不安に思うのも無理はありません。でも考え方次第だったりします。このなかでは本命は当然のように宅地建物取引士資格試験だとして1月に受験を決意しても試験日は10月です。だいぶ時間がありますね。1月からコツコツ勉強しても良いのですが一般的には二カ月~半年ほどの勉強期間で合格できるとされていますから勉強の中だるみが予想できます。

だったら受験範囲や内容が近い箇所があるファイナンシャル・プランニング技能士を受験するのが勉強のペースを崩さないためにも有意義でしょう。夏頃にはビジネス実務法務検定を受験して勉強に弾みを付けて一気に宅建士試験へ。たとえ本命試験に落ちても賃貸不動産経営管理士試験や、ラストは管理業務主任者試験にも挑めます。

このスケジュールの利点は1年を通して勉強の習慣がつくことにあります。そうなってしまえば日々の勉強は苦ではありません。むしろ勉強しないと気持ち悪いぐらいになります。

めでたく宅建士試験に合格したら、その頃にはもう勉強の習慣もしっかりついています。そのおかげで次の年は行政書士試験に挑戦できるかもしれません。

そういった可能性も秘めつつ今回ご紹介した受験スケジュールは夢物語ではありません。予備知識ゼロからでも、誰でもたった1年で取得が可能な現実的なものです。文系の資格検定試験では王道スケジュールのひとつですからどんどん活用して資格取得を目指しましょう。1年後に達成感で笑顔になれる自分を想像しましょう!

本命試験合格を軸に平行して他の試験も受験する方法についての詳細はこちら↓

それから新年といった節目なのにいまいち資格取得の決意が固まらないというお方は、そんなの気にすることはありません。たいそうな決意をした人がみんな合格できるわけではないからです。ちょっと興味があるといった程度でもじゅうぶんです。むしろそのほうが合格しやすいこともあります。

試験の種類によっては「合格する!」という決意が後からでもかまわない資格もあります。決意は先にしなきゃいけないわけではありません。

さて、めでたく「今年は資格を取るぞ!」と決意したとしても決意だけなら誰でもします。とくに新年は多くの人がそうです。でも達成できるのは一握り。

できる人とできない人の大きな違いは継続できるかどうか

自他ともに認める頭のいい人が受験する超難関試験はさておき、普通の人が受験する難関試験ぐらいまでだったら合格するのは続けて残った人です。そして今回ご紹介しているのは1年で合格が狙える資格や検定試験はどれも易~普通の難易度ばかりです。試験日までしっかり勉強を続けさえすれば合格はほぼ約束されたと言ってもいいでしょう。

今回ご紹介した資格検定試験は合格すると決意して本気で勉強をコツコツ継続すれば一発合格はじゅうぶん可能です。むしろ可能性しかない。やればやるほど報われやすい試験ばかりです。

特に宅建士試験は難易度も簡単すぎず難しすぎず勉強範囲も程よく誰でも受験できて合格率も15%~18%ですからまさに希望しかないとも言えます。しかも超有名でいろんな業界で活躍できます。難関資格試験への足掛かりにもできます。

ぜひ楽しみながらスパッと一発合格しちゃいましょう。それがじゅうぶんに可能なのですから。

今回のnoteは以上です。お読みくださりありがとうございました。

あなたが合格しますように。

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