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お読みいただく②

枡野さんとの共著「教師としてシンプルに生きる」(東洋館出版社)の増刷が決まりました。発売開始から1ヶ月と少しの期間で、多くの方にお読みいただけて有り難いです。

ある時から、自分の本の宣伝を少なくするようにしました。そもそも、「自分の本を読んでくれ」というものではなく、出してくださる出版社のために告知・宣伝等を行っていました。あまりにも売れなかったら申し訳ないですからね。関わる「人」を知っている分、その人たちのために自分のできることはしようということです。

ただ、最近は必要以上に宣伝することはやめとこうと思うようになりました。「自分の考えを読んでほしい」「自分の思いよ伝われ」といった思いを持っているわけではないからです。変に巻き込むように広めることに違和感も持っています。それよりも読者の皆さんとじっくりと「いっしょに考える」ことができればいいなと思っています。

自然と「おもしろそう」「読んでみようかな」と広がっていく中で出会ってもらえると、より自分に重ねて読んでもらえるような気がします。これはあくまでも自分の中での感覚なので、他の人や本のことをどうこう言っているわけではありません。

その中で、この本がいろんな方に読んでいただけるのは有り難いです。じわじわと広がり、早めの増刷決定となりました。びっくりしています。どんな風にお読みいただいているのか、また読者の方とお話してみたいです。ご感想やご意見から学ばせていただきたいです。

この本は、私も何度も読み返しています。自分の中でも常に「立ち返る」ための本となっています。シンプルなところに立ち返り、じっくりと自分を見つめ直して、考えを深めたり広げたりできるようにしています。枡野さんとも改めて対話しています。(頭の中で)

ついつい、シンプルじゃないところに散らばりそうです。立ち返り、自分の内側を豊かにしていきたいです。これからも楽しみです。


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