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ショパン「幻想即興曲」を読む1DAYオンラインセミナー

こんにちは。
ドイツ在住、ピアニスト・コレペティトゥアのラインスハーゲンわかなです。

先日、ショパンの幻想即興曲を演奏する機会がありました。
有名な曲なので、ご存知の方、または演奏したことがある方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

その際、私は1962年にポーランド出身のピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインによって発見された、ショパンの自筆譜に基づく楽譜で演奏をしました。
いわゆる「ショパン版」です。

2度演奏する機会があったのですが、1度目は「ショパン版で演奏する」ということをお客様に説明せずに、弾きました。

そうすると、ピアノ曲に詳しいお客さまの中から、終演後に「あれはあなたが作っていたのですか?随分ごまかしてるなぁと思いました」(注・・・大学時代の友人なので、ここは笑い話になるところです。笑)と言われました。

今まで長いこと演奏されてきたのは、「フォンタナ版」という楽譜によるものです。
私も子供の頃は、「フォンタナ版」で演奏していました。
この「フォンタナ版」に慣れていると、「ショパン版」を初めて聞いた時、個人差はあるにせよ、新鮮な驚きと衝撃が走るのではないかと思います。
私も初めて「ショパン版」を聞いた時は、「何これ!」とびっくりしてすぐに受け入れられなかったのを覚えています。


フォンタナ版とショパン版を比較検討し、説得力のある演奏・指導につなげる

今回のセミナーの目的は、ここです。
楽譜を比較、検討、解釈」することで、個々の音楽が説得力を持ち、聴衆に、または生徒や学生にしっかり伝わっていくと考えています。

どの出版社の、どの楽譜を使うのか。
ここをおざなりにしてはいけない、と私は考えています。
この楽譜を使う、と決めたからには、しっかり楽譜を読み込み、音楽を自分のものにしていく必要があります。

このセミナーで、一緒に音楽について考えてみませんか?


セミナー内容

・ショパン版の背景
・フォンタナ版との違い
・楽譜を読む〜それぞれの版で弾く時の解釈はどう変わってくるのか〜
・ショパン版での演奏
・質疑応答


参加者特典

・参加者全員にアーカイブ動画
・参加者全員にセミナーで使用した資料
・2023年12月末までメールにて質問受付
・ラインスハーゲンわかなとの個人面談30分


日時

2023年9月25日(月)
19時30分〜21時30分終了予定


場所

オンラインZOOM


参加費

5500円(税込)

お一人ずつの質問やお話をしっかりお聞きしたいので、
限定10名様にさせていただきます。


セミナー受講生のお声

「とても充実した時間でした。参加された皆さんのお話もとでも勉強になりました!」

「始めや後にそれぞれの目的や感想を話すところがあり、受け身だけの受講にならず、良かったです。他のかたのお話も聴けて、学びが深まりました。」

「セミナーありがとうございました。調に対しての意識を改めて考えられたセミナーでした。視聴期間も長めにとっていただけて、助かりました。ありがとうございましたm(__)m」


さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ショパンの幻想即興曲の楽譜を比較して、何になるんだ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

クラシック音楽というジャンルは、楽譜から音を読み、そしてその音を楽器で表現していく作業になります。

その元となる楽譜を、深く読み、理解していくことはとても大切な作業です。楽譜に書いていないことも読み解くことが必要になってきます。

多くの人に愛される作品だからこそ、ショパンが残してくれた自筆譜、そしてショパンの友人が残してくれたフォンタナ版、この二つの楽譜を比較してその背景を紐解くことで、見えてくる世界が違ってくるのではないでしょうか?

皆さんにとって「幻想即興曲」がますます身近になり、さらに大好きになっていただけたら嬉しく思います。

プロフィール

ラインスハーゲンわかな

 札幌市出身。北海道札幌南高等学校卒業。在学中は、バスケットボール部の活動に打ち込み、学校祭ではクラス演劇のシェークスピア劇『夏の夜の夢』に出演するなど、元気な高校生時代を過ごした。藤女子大学に進学するも、思うところあり、幼少期より親しんできたピアノへの道をめざすことに意志を固め、北海道教育大学札幌校芸術文化課程に入学。同課程音楽コースを卒業。ドイツ国立ロストック音楽・演劇大学卒業、同大学院修了。ドイツ国家演奏家資格を取得。在学中よりドイツを中心にオーストリアやチェコなどでも多数の演奏会に出演。「無駄のない深い味わいと優雅さ」「細部まで色分けされた繊細な音色」などの好評を博す。 2011年札幌市民芸術祭大賞を受賞。これまでにピアノを伊藤庸子、中村隆夫、梅本実、カール=ハインツ・ヴィル、シュテファン・イモルデの各氏に師事。マスタークラスにて野島稔、アナトール・ウゴルスキー各氏他の指導を受け研鑽を積む。現在演奏活動の傍、ロストック市立コンセルヴァトリウム音楽学校常勤講師、ドイツ国立ロストック音楽・演劇大学非常勤講師として後進の指導にも力を注いでいる。ドイツ在住22年目。趣味はオペラやバレエなど舞台鑑賞、ジョギングなど体を動かすこと。ドイツ人の夫、8歳・6歳の4人家族。


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