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おばちゃんが大学院生になって数ヶ月

学生生活?スタイルは出来てきた

とにかく学校は週2回行けばいいものの、それ以外の日は家事をして合間に勉強をするという一ヶ月が過ぎた。学校に行く日は朝7時過ぎに家を出るので、お弁当作るためにも6時起きくらい。この頃は後から考えるとまだ余裕があったけれども、夕方はまたまた宿題。宿題は引き続きイギリス航空会社のバージングループについて調べる。とにかく調べる事が多いのが特徴。火曜日の授業の後に集まって、今後の話をする予定になっているけれども、リーダーが忙しそうなのである程度進め方考えておいた方がいいかもしれないと思った。国民性の違いか?割と皆さんのんびり。もしくは若いからなのか?このペースでいくと間に合わん。おばちゃんは焦る。

そして今までに数学の小テストもあった。相談しながらやってもいいって言う割には、いきなり量が多いやん!そしてムズカシインデスケド。。。案外分かっていると思っていても、焦って間違ってたりして、点数確認するのが怖い、怖い。これ、アメリカあるあるですが、『相談してもいいとか、教科書みて良いっていう時のテスト』って、ほんま難しい。理解していないと分からないようになってるから。

さらに言うならば、新しく学んだグラフが難しいんですけど!中学で習ったはずなんだけど、国によってやり方違うからか?全く新しいこと習ってるみたいで余計難しい!クラスメイトとも何語だ⁇ってくらいわかんなかったよねって話で盛り上がる。あ、盛り上がってる場合ではないよね。

早速帰宅したら復習しないと、来週の小テストがヤバイな!

こうしてまた焦る。夕方戻ってもまだ日が暮れないし、本当ならビールでも飲んで楽しく過ごしたいのに、せっかく天気の良いカリフォルニアの空の下で、ひたすら勉強している自分に『なんで?』ってなりながら、とにかく無心で頑張るしかなかった。とにかく天気が良いだけ気持ちは楽になるはずだと信じて。

やっぱり若者は・・・

そしてビジネス基礎のクラスのプレゼンについて、チームメンバーで集まったある日のこと。13人いるものの、実は全員で揃ったことはない。というのもビジネススクールなだけあって、仕事している人もいるし、住んでるところもまちまちなので、全員集合するのは難しいから。

結局恐れていたように誰も何にも調べていなくて、私だけ真面目に発表に盛り込む内容を書き上げてきた。そのリストを使って、各自好きなトピックを選んで、一人当たり4分以内のプレゼンにまとめてくる事になった。そしておばちゃんはお節介にも簡単なスケジュールも考えて、みんなに添付することに。リーダーが居るはずなのに、そして彼は自ら立候補したのに、この流れ。プレゼンまとめを引き受けたものの、ちゃんと出来るか不安。何せカンペ無しにプレゼンしなくちゃだし、日本語でもきっちり4分で話すの難しいのにな・・・

思えば自分も若い時は、夜遅くまで部活をやって、宿題はギリギリだったり、テスト前は徹夜したりしていたけれど、だんだん年齢を重ねるとそれが出来ない自分に気が付く。暗記力が下がって人一倍時間がかかるのもある。それに、早めにやってしまった方がいいに決まってるということが、経験から分かってくる。不足の事態が起こるかもしれない、他に大切なことが出来るかもしれないなどなど、色んなことを考えてしまう。だけれども、私より20歳くらい若い彼らには、分かるわけもない。おばちゃんは入学以来ずっと焦っているのにな。

賢く見えるんだよ

とある数学の時間。宿題を前に出て説明していくという内容。少しは思い出したのでなんとか理解できたものの、日本とやり方が違うので戸惑う部分も。こちらはクレジット(追加点)もらえないからか、殆ど同じ人が答えるということに。私達仲良し四人組は基本真面目なので、何回も前に出たというね。

面白い事に、国によって色んな解き方をする。時には余計に難しくなりそうな解き方だったりして。先生は一応教科書に沿った解き方になおしてくれるので助かるけれど、なかなかこんな経験は珍しい。数学大好きな人にはたまらないんだろうなぁ〜なんて思いながら、来週は小テストな為宿題はないので単純に嬉しい!

しかしなんだろ、数学でインド人が前に来ると、めちゃ出来るんちゃうか?!と期待してしまう。そしてその期待を裏切らない程正確かつ丁寧な説明。素晴らしい!

同じ数学のクラスにいるベトナム人男子2人もめちゃ積極的に答える。そこにもう一人よく喋る男子も加わってるんだけど、この3人は、とあるクラスのライバルやんか!あの例の早押しクイズ的なやつで追加点をもらえるクラスで、殆ど全部答えようとする人らやんか!そこにフランス人男子と中国人女子と複数のインド人男子も参戦してくるはずだから、今度あるそのクラスの事をを考えたら今から緊張してきた。なにせおばちゃんは、こういうところでコツコツ点数を稼がないとあかんので。

プレゼンの前に久しぶりのサンフランシスコ市内へ

プレゼンまであと1週間。この頃家に缶詰状態。おばちゃんが大学生の時には、パソコンなんて学校に数台しか無かったし、プレゼンなんて模造紙使ってやったくらいで。パワポでプレゼンとか、日本語でもした事ないのに、どないなんの?!ついでに数学も会計学も小テストと重なる。なんで同時に?!(こういうのは大学あるあるだけどね。それぞれの先生がいつテストしてるなんか知ったこっちゃない)

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チームでプレゼンリハをピザ屋にて@SF

そしてさすがに集まれる人は集まって、一人4分のプレゼンをしっかり確認しようと提案したところ、全員の都合のいい場所=サンフランシスコ市内へ。サンフランシスコまで車で1時間くらいかかるし、その時間勿体無い!と思いつつも、美味しいピザでも食べながらやろう!となったので、いそいそと出かける。若者たちを信用していないわけではないけれど、やっぱり同じチームとして打ち合わせくらいしとかんとね!

何とかみんな無事に担当部分を終わらせていて、準備万端?!?プレゼンはいよいよ週明けだ!

教訓:ある程度歳がいくと、早めに何でもやろうという気になる

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