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エッセイと感情

感情が乗っているエッセイは面白い。
一度読みだしたら、
どんどん
吸い込まれていく。

私がエッセイを書き始めたころは、
感情が乗っているエッセイを書ける人は、
感情表現が豊かな人だと思っていた。

この解釈は間違ってはなかったのだが、
最近一つ気づいたことがある。

表現豊かなエッセイを書く人は、
感情のたらい流しているわけではない
嬉しくても、
悲しくても、
歓喜や愚痴や批判だけを垂れ流さない。

歓喜の雄たけびばかりの文章は、
何が起こったかよくわからないし、
愚痴や批判ばかりの文章は、
よほど読み手が共感しない限り、
疲れてしまう。

そんな読者の心情を思うと、
思いのまま垂れ流すわけにはいかないのだ。

自分の感情に気づき、
壁の上のハエをみるように俯瞰しながら、
分析する。

そこあるのは、
徹底した自己分析と、
読者への思いやり

感情をありのまま書きなぐるのは、
自分の中だけに収め、
読者に伝わるように、
言語化する。

自己分析も、
他者への思いやりも、
ゴールのない迷路のようだ。

自己分析はどこまででもできるし、
読み手の反応は全ては予測できない。

そんな迷路にさまよいながら、
今日もエッセイを書いている。

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