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コンプレックスは他人から見たら気にならないという話

人は誰しもコンプレックスを持っていると思うのですが、案外それを気にしているの自分だけだったりするなと思いまして

というのも、みなさんが今感じているコンプレックスは何がきっかけでそう考えるようになったでしょうか?

外見的なことにせよ、内面的なことにせよさまざまなコンプレックスが世の中には存在していて

情報社会である世の中で、きっとたまたま目に触れた情報が無意識に自分の中にインプットされて

これまた無意識にその情報と自分を比べてしまっているのかなと私は感じています

例えば顔の形についての情報を得たとして、こういう特徴があると丸顔でこういう特徴があると面長でと知りました

そのときはさほど気にとめていないのですが、そこで得た情報と自分の顔の形を比較して、無意識に自分は丸顔であると認識したとします

そうすると無意識とはいえ、この世界を作り出すのは自分の内側なので

ある日友人に、「〇〇ちゃんって丸顔だよね!」と言われるわけです

他人を通して自分が無意識に思っていることが現実化されたことで、私は丸顔であると初めて認識することができます

一度認識してそこにフォーカスし始めると、丸顔に関する情報やそこに当てはまる人を探すようになり

さらに人は不思議なもので、なぜかネガティブなことを引き寄せてしまいがちなので

自分の中で、丸顔=ダメのような方程式ができてしまうわけです

そうしてコンプレックスを作り出すと、より深く自分の中で思うようになるわけなので

現実化するようなことも起こってきます

起こるというよりは、自らそうなるように仕向けていくと言った方が正しいのかもしれません

しかし、いざ第三者に意見を求めるとだいたい予想外な返答がかえってくることがほとんどで

「丸顔がコンプレックス」と言ったとしたら

「そうでもなくない?」とか「えー気にするほどじゃないし、むしろ可愛いよ」なんて言われたりするんですよね

私自身かなりコンプレックスが強いタイプだったので、勝手に自分と比較してネガティブになって

いまある自分自身の要素を受け入れられずに、自信喪失していたのですが

実際に他人に打ち明けたことで、さほど気にするようなことではないと気づいたり

むしろ逆にそれこそが長所であり、自分の魅力であると知ることができました

みなさんも実際に他人からコンプレックスを打ち明けられた経験って、少なからずあると思うのですが

その際に、上記のように相手がコンプレックスと感じている部分を気にしていたことってほぼないと思うんですよね

どうしても人は自分のこととなると視野が狭まってしまい、そこにばかり意識が向いてしまいます

ですが、人は思っているよりも他人のことを気にしていないということと

人を見るときに外見にせよ内面にせよ、至近距離で見ているのではなく

離れて俯瞰した状態で、全体のバランス感を見ています

近づいて気づく魅力もあるけれど、遠くから見た全体像のあなたという存在を魅力的に感じてくれているんですよね

多くの人とは至近距離になる関係性ではなく、遠距離で育む関係性を築いていくことが多いですし、そんなに気にしすぎる必要もないのかなと

そして近距離で知ることができる魅力をわかってくれる関係性の人は、あなたのコンプレックスをきっと長所だと気づかせてくれる相手なはずです

コンプレックスは一度気にするようになると、どうしようもなくそればかり考えてしまうけれど

実際、人は他人のことをさほど気にしていないし、コンプレックスとも考えていないので

もっと楽に生きてみてもいいのかなと思った私でした

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