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10キロマラソン

ずっと下書きに置いてて、せっかく書いたから公開しようとなりました。


3月に父のフルマラソンの応援をして以来、私もいつかフルマラソンを走りたいと思った。

そして、8月末に10月末にある10キロマラソンに初エントリーした。

その数週間後、まさかの階段を踏み外して左足首を骨折。めちゃくちゃ痛かった。生まれて初めてのギプス。お風呂も、階段も、普通に歩くことも全部が不自由で、歩くこと、走れることって当たり前ではないんだなって思った。

こんなに足に対してありがたいものだったんだなって思ったのは初めてだった。2週間おきに整形外科へ。レントゲンを見て、少しずつ治っていることに安心した。3週間ちょっとでギプスが外れた。その日は両足とも湯船に浸けれることに感動した。

約1か月ちょっとでレントゲンでもうくっついたから来なくて大丈夫だよ、って病院から行ってもらえた。これが10月半ば。

そこからほぼ毎日歩くところから始めた。でも、ギプスやサポーターなしで歩けることが嬉しかった。両足で歩けることに感動した。でも、走るのは怖かった。

10キロマラソンの1週間前くらいに少し走った。意外といけるかもって感じだけど、まだ痛い気もする感じだった。

この10キロマラソンは旦那も巻き込んで一緒にエントリーしてて、旦那は骨折したときから直前まで大丈夫、走れるよって言ってくれてた。

当日、快晴で、気持ちが良かった。5キロくらいまではなんとか走って、折り返しからは歩いたり走ったり繰り返して、なんとか無事に完走。達成感がすごかった。

お弁当をもらえたんだけど、とっても美味しくて、そのあとすぐに温泉に行って、とっても気持ちよくて。気分が良かった。

走りたくても走れない期間があったからこそありがたいことなんだなって思った。

次はちゃんと練習して、ハーフマラソンに挑戦したいな。

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