わたしは努力ができない、とずっと思ってきた

とにかく続けてみよう、2日目。

通勤時は、いつも、図書館から借りた文庫本をお供にしている。
土日は予約していた本を借りに近くの地区センターへ。
この習慣が始まってもうすぐ3ヶ月になる。

今週は、山田詠美さんの「ぼくは勉強ができない」を読んでいる。
もう何度か読み返している、大好きな本だ。
そして、時間と共に意味を変えながら、私と、私の人生にとって大切な意味を持つ本。という役割もある。

この本を読むと、やる気がわいてくる。
この本、というか、秀美くんが持つ生命力に感化される。
「大切な意味」も顔を出して、私の心と夢に、がんばれ、と語りかけてくるのだ。

仕事を始めていちばんよかったことは、通勤中に読書の時間を取れるようになったことだと心の底から思う。
大好きな本を読んで心を弾ませる時間は、やはりわたしの人生に欠かせないらしい。
子どもを産んでから、自分の脳みその長いこと使っていなかった部分。そこが動き出すのがわかる。
これは、月曜日から金曜日まで毎日本を読む、という「習慣」に因っているものだとひしひしと感じる。
毎日、というのがポイントなのだ。
この数十年の人生、一貫して飽き性で通してきた私。続けることの大切さも、そうすることでしか得られないことがあることにも、少しずつ気付き始めている。


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