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馬橇のばあちゃん

今X(旧Twitter)で下のポストが流れて来て急に思い出した。

日本海側の雪国生まれ雪国育ちの祖母が生前話していた。
祖母が子供の頃はタクシーなんてものは無かったから馬がソリを引いて人々を運んでいたと。 

他にも何かその時の情景を話していたような気がするが覚えているのはそれだけ。私が生まれ育った土地にもそんな文化があったのだと驚いた。

今思うと祖母から聞いた話をどこかに書き残しておけば良かった。

あの頃は何度も同じ話を聞かされていたのでうんざりとしていたが、亡くなって数年経つとほとんど思い出せない。

祖母の思い出話の隅々に、当時の人々の生活習慣や文化の記憶も残っていたのに。

だから「馬橇の花嫁」クラウドファンディングの説明を読んで、良いなと思った。

十勝では地域史料としての映像作品はほとんど残っていません。先人たちの苦労や楽しみ、思いなどを含めて歴史に目を向け、丁寧に映像として残すことで、観た人の心の中に先代が確かにこの地で暮らしてきた記憶が残されていくはずです。

映画が永く残れば残るほど観る人は増えていきます。時間をじっくりかけながら、過去と未来がつながっていく。

そういうきっかけとなる映画をつくりたいです。

 「馬橇の花嫁」クラウドファンディングより

知って何かが大きく変わるわけでもないかもしれないけれど、記憶を残して行くことは大切な気がする。

泊まったホテルに置いてあったチラシ



な〜んちゃってマッチョマーン