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日本語教師が映画「マルモイ」を絶対に観たほうがいい理由

先日、「マルモイ ことばあつめ」を観ました。
予告編はこちら

1940年代、日本統治下の朝鮮では日本語が強要され、
朝鮮語が姿を消しつつありました。

そこで、朝鮮語学会のメンバーは各地の方言を含め、
朝鮮語の辞書を作ろうとします。

しかし、朝鮮総督府から何度も妨害を受け、
その活動は危険がともなうものでした。

そんな辛い状況の中で、
懸命に言葉を探求する姿勢や、
言葉を残そうとする熱意に
この映画を観る人は心を動かされるでしょう。

わたしが2020年に観た映画ベスト3には入ると思います。
「パラサイト」もよかったし、
今更かもしれませんが、
韓国映画にハマりにハマっているわかばです。

なかでもこの「マルモイ ことばあつめ」は日本語教師として
大事なことをいくつも思い出させてくれたように感じています。

だから、日本語教師のみなさんにも
ぜひこの「マルモイ ことばあつめ」を見てほしいと思っています。

今日は、その理由について書きたいと思います。
以降、核心にふれない程度にネタバレがあります。

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