見出し画像

親が子供に望むこと

月曜日の21:00〜、私のコーチングの師匠である首藤ひろえさんこと、ひろえっちと一緒に【心美人アワー💕わかこ&ひろえっちの心を整えるルーム】
というROOMをゆる〜く開いています。(プロコーチが悩み相談にのっています!ぜひお気軽に遊びに来てください(((o(*゚▽゚*)o)))♡ 

先日の回で、気づきがあったのでシェアしたいと思います。ゲストに私の元教え子の女子大生が遊びにきてくれました。親との関係や進路に悩んでいる彼女に、ひろえっちが「親は、子供がどうだったら嬉しいと思う?」と質問をしたところ、「親が喜ぶことをすることかな・・・」と答えた彼女。 

なるほど・・・子供ってそう思うのか。「自分」より「親」なんだ・・・。私はそんなこと一度も思ったことがないな。親にもいつも「あなたが幸せで笑顔でいることが何よりの親孝行だから!」と言われてきたから、私は自分が幸せでいることが親の一番の喜びなんだ!と思ってきた!

と、思っていたので「私はそんな風に思ったこと1度もないな〜!」と話しました。

でもね、お風呂に入りながら、自分が言ったことを思い返して、昔のことをじっと思い出してみた。そうしたら・・・あれれ!?えっ!?私もそう思ってたじゃないか!!!!と気づいたのです。というか、思い出したのです。昔の自分を。 

もう20年以上も前のことですっかり私の記憶から薄れていたけど、私も教え子と同じように思っていた。私の場合は、親が喜ぶことをすることが親は嬉しいと思っていた。というよりは、親を悲しませてはならない!と思っていた。そうだった!そう思っていたんだ。そのために、自分が我慢すればいいんだ!とも思っていた。 

そう思ったのは、元旦那のことで、すごく悩んでいたのに、親に言えなかった時。【離婚】という2文字が頭をよぎった時に真っ先に思ったのが、「これを言ったら親を悲しませてしまう。あんなに結婚を喜んで、私が幸せでいると思っている親にこれは絶対に言えない!私が我慢すればいいことなんだ!我慢すれば親を悲しませなくて済むんだ!」そう思って、ものすごく苦しんでいたんだった。 

結局、そのことは後々に親に言うことになり、色々とあり離婚!となった時に、母に言われたことは「親は、子供が笑顔で幸せでいてくれることが何より嬉しい。だから、笑顔でいられないことを我慢することはない。自分が生きたいように生きればいいんだよ。我慢して泣きながら結婚生活を送ることは、子供のためにも良くない。だったら、一人ででも、笑顔で楽しく毎日を幸せに生きているお母さんを見て育つ方がずっといいし、わたしはあなたの悲しむ顔は見たくないよ。何も心配しないで、生きたいように生きなさい。」と言われた。それは、離婚によって親を悲しませることになるんじゃないか、一人で子供を育てられるのだろうか・・・と不安に思っていた私にとっては、世間体を気にして「恥ずかしいから離婚なんてしないで!」「子供のために我慢しなさい!」と言う親もいる中で、大きな愛情で包んでもらえている感覚と、新しい人生の1歩を踏み出すために、背中を押してもらえた大きな言葉と感謝となった。 

そして、自分が思っていたことは「自分の勝手な思い込みだったのだ」ということも知った。

あれから私は、人の気持ちを伺ったり、我慢して自分を殺して合わせるのではなく、自分の気持ちに嘘をつかずに正直に生きよう!私が笑顔で幸せに生きよう!と思えるようになったんだった・・・。 

自分は昔どうだったのか・・・、すっかり忘れているな・・と思った。でも、そう考えると、昔と今では思考がものすごく大きく変わっていて、自分の成長をじんわりと実感する。まだまだ、こうなりたいな!と思うところももちろんあるけど、そう思う自分も丸っと受け入れられるようにもなったな〜と思う。

ふと思ったのだが、亡くなった兄も、もしかしたら・・・ 
大企業で働いている自分を親は喜んでいると思っていたのではないだろうか・・・。もちろん飛行機が好きで、会社を愛していたとは思う。でも、親が喜んでいることも知っていたから、会社を辞めてしまったら、親が悲しむのではないか・・・・もしかして、そんな風に思っていたのではないだろうか・・・と思った。「親に迷惑をかけるなよ!」と、よく言っていた兄。
鬱になり、何もできなくなり、迷惑をかけていると自分で勝手に思い込み、そんな自分が許せなかったというのもあったのではないか・・・これは私の勝手な推測でしかないが、責任感が強くて、親思いだった兄であれば、そう思ってしまうことも考えられる。。。 

もしも、少しでもそう思っていたのであれば、それは兄の勝手な思い込みであり、親は兄が苦しむ姿を見ることが一番悲しかっただろうし、会社なんて辞めて、生きていてくれるだけで幸せだったのに・・・・な。 
今もなお無念で残念でなりません。 

だから、親が喜ぶことをしなければならない!親を悲しませられない!なんて思う必要なんてない!のです。親の言うことを聞かなくても、自分が生きたい道を貫き、自分が幸せであればそれでいいのです!

そんなことを思い出した日でした。

今の私は、「自分が幸せであることが一番!それが親の幸せでもある!」そうとしか思えない!だから子供たちも、親が何を思おうが、言おうが(命に関わること以外は、何も言わないけどね)自分がやりたいと思うことをやる!というスタイルで生きている。それが私の一番の幸せであり、喜びであることを知っているから。 

一番大切なことは【自分が自分らしく幸せに生きること❤️】 
それが周りも社会も、国も世界をも幸せにする一番の近道だと思う!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?