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Vtuber黛灰について語りたかったのにボイスに全部持ってかれた。

こんにちは。爆速でにじさんじにハマってしまった女です。
今日も元気にYouTubeを見ています。

さっそくですが語らせてください!!

私には好きなライバーさんがたくさん居るのですが、特に一押しのライバーさんが黛灰さんです。

黛さんはクールで耽美な見た目に反して、お茶目で優しいお兄さんです。日夜よくわからないゲームをしつつツッコミ入れたり、発想の勝利といえる独自企画で楽しませてくれます。
笑いの系統を当てはめるなら、バカリズムさんみたいな方向性かなと個人的には思います。伝わるかな。
くるっくる頭が回る上に、その知性でボケとツッコミを淡々と繰り出してくる感じが癖になります。

そして全然考えがまとまっていないしネタバレみたいな事もしたくないのであまり語りませんが、黛さんは私の中の物語という概念をガツンと壊してくれました。
Vtuberという文化とこれからのエンタメにすごく希望が持てたんです。だから一気に引き込まれてしまって、推させてもらっているんですけど……

その辺について書いてみようとした瞬間、ボイスにやられちまった。

にじさんじのライバーさんは公式ストアで「ボイス」を売っているんです。
ダウンロードして聴く形のデジタルコンテンツで、季節ごとに売り出しているものになります。

私はこれまで夢女子として生きてきました。がっつり声優ファンをやっていた時期もあり、所謂シチュエーションCDと呼ばれるドラマCDをアホほど聴いてきました。
シチュエーションCDというのは、イケメンキャラクターと“私”が恋人あるいはこれから恋人になるという前提でイチャイチャするボイスドラマです。ストーリーやシチュエーションに合わせてイケボで甘い言葉を囁いてくれるわけですね。
これを初心な学生の頃からずーっと聴いてきました。今も聴きますし、乙女ゲームコンテンツも嗜んでいるのでずっと側にあるものでした。

つまり耐性があるんですよ。
1対1の距離感でイケボで話しかけられることには!!

だからボイスという商品があると知っても最初は正直買おうという気にならなかったんですね。
物語があるわけではないし、ボリュームに対してそこそこお値段しますし、みなさん声優さんではないので演技臭い感じになっちゃうのかなぁなんて思ったりして。

でも巷で「黛灰のボイスが良い」という噂が流れているじゃないですか。
黛さんご本人もこだわって作ってると仰っているじゃないですか。
さすがに気になっちゃいまして。黛さんがこだわっていると言うそれが一体なんなのか気になるなって。

で、買ってみたんです。
2020年冬支度ボイス。

よ、よかった〜〜〜〜!!!!!

まず「Vtuberのボイス」というものの深さに慄いた。
二次元のキャラクターがいてそれを声優さんが演じている、というのとはモノが違った。文化そのものが違うので、どっちもいいねという意味で比べるものではなかったです。
だってVtuberご本人がお話ししているんだもの。もちろん台本はあるけど、ご本人様なわけですよ。
実際いる(ここに関して色々意見はあるかと思いますが、私は“いる”として楽しんでいます)方が、私たちのために考えて、私たちのために届けてくれているボイスは特別感と実在感がすごい。

黛灰が目の前にいる……!!

セリフ内容もSEも相まって、距離感の近さがとてもリアルでした。リアルが故に様々な方向性に妄想が広がるという不思議な現象に陥りました。
自分は黛灰と友達なのか、親友なのか、恋人ともギリ取れるし、異性でも同性でも妄想ができる。
つまり対:自分向けなんですね。はちゃめちゃ絶妙なバランスだと思います。

なんかこう、リアル感にやられて聴きながら「かぁっ//////」つっちゃった。声出してリアクションしちゃった。ひ、一人暮らしでよかった……
EXでも例のSEで「えっ!?!?!?」て声も出たしその後のセリフに「あっはい、すみません」と返事している自分がいた。まんまと黛灰に踊らされている……

買って良かった、聴けて良かった。
私が好きな黛灰という存在は確かに“いる”し、黛さんが楽しませようと考えてくれた気持ちを受け取れて光栄だなとも思うし、街でふとすれ違える可能性すら感じられて、この世界がまた一段と明るいものになりました。

ありがとうございました、また買います。




ちなみに私は自分が「近所に住んでる年下男子を見守るお姉さん」という脳内設定で聴かせてもらいました。ふふっ…ふふふ…たのしっ……

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