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大事なのは、死なないように生きるのではなく、死ぬまで生ききることだ。

今日は、書きためてあった下書きから。
木内みどりさんが亡くなって少しした頃に書き始めたものだが、だんだんと今の状況が進むにつれ『死』という言葉を使うことに躊躇いが出てきた。

しかし、森田医師のnoteを読んで、
『生きるとは、死なないように生きることではない』と改めて感じ、自戒の念を込めてこの記事を公開しようと思う。



大事なのは、死なないように生きるのではなく、死ぬまで生ききることだ。

一回きりの人生。致死率100%の人生。67歳の今、あと何年生きられるのかを考えるようにもなりました。だからこそ始めてみることにしました。聴いてください


これは、昨年『一回きりの人生の旅』を終えた木内みどりさんが、ウェブラジオを立ち上げた時の言葉。

そう、私たちの人生は致死率100%

そんなのはわかっているのに、日常で意識することはあまりない。私も子供時代には「いつか必ず死ぬ。痛いかな。苦しいかな。なんでそんな怖い思いをする為に生まれてきたのか…」と考えては怖くて眠れなかったことがあったが、今や病気や怪我、身の回りの人が亡くなった時ぐらいしかそんなことは考えなくなっている。

このところの天災、震災、温暖化、破茶滅茶になりつつある地球環境の中で、この先あと何年生きられるかなんて若くたってわからないというのに。。

そんな限りある時間の中の、大切な今を無駄に過ごしてはいないだろうか。


何か起きるたびに、毎日、毎日、ニュースを見てビクビクと生きているが、そもそも人生は何が起こるかわからない。あまり長くないかもしれないし、意外とまだまだ生きるかもしれない。

大事なことは

死なないように生きるのではなく
死ぬまで生ききることだ。

私たちは、これまで信じていた「こうあるべき」や、「こうあって欲しい」と思っていた理想や信念のようなものを今一度見直し、これからの為に、今まで使っていなかった能力も鍛えていかなければいけない。



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