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他人に合わせる/借り物の価値観、自信のなさ


◆他人に合わせる


自分でやって満足していてはダメ。

自分で自分のことを褒めるやつはダメ。

そういうことを言う人は、
世の中にはたくさんいるイメージがあります。

この話って、
言われるとそれっぽい感じするんですけど。

実際には、
他人に自分を合わせろと
言っているだけです。

他人に自分を合わせること。
仕事なら、
それは必要かもしれません。

他人のご機嫌を取る仕事なら、
ですけどね。

そういう一面は、
仕事によっては
確かにありますから。

ただ、
趣味や勝負ごとでは、
他人に合わせるというのは
悪手です。

人生の価値観というのも、
他人に合わせることは
あまり良いことではありません。

なぜなら、
他人に合わせるというのは、
他人にとって都合が良いものに
なるということだからです。

ちょっと、
自分が他人に求めることを
考えてみましょう。

仕事においては、
他人に求めることって、

・良く働く

・仕事のことをよく考えてる

・人に文句を言わない

こういうものですよね。

やりたくないとか、
つかれたとか、
そういう感情的なことは無視して
ずっと働くロボットみたいなことを
期待しているはずです。


趣味においてはどうでしょう。

・自分に親切にしてくれる

・自分を褒めてくれる

・自分よりも下手

こういうことだと思います。

では、
そういうことを期待している、
相手に合わせるっていうことは、
よくないことになりそうなのは
なんとなく想像がつくはずです。

これに気づかずに、
ただ他人の言ったことに従い、
期待された振る舞いをして
あわせていくっていうのは
あまりにも相手の思い通り。

そもそも根底において、
人は他人の行動を
コントロールしたいという
気持ちがありますから。

ただ合わせるだけでは、
物事は面白くなりにくいし
ひたすら頑張らせられるだけに
なってしまいがちです。

ただ、
全く合わせないと
当然怒られます。

なので、
悪役令嬢的な
立ち回りが必要になってくる。

他人に合わせたふりをして、
実は自分が思うように
物事を進めるという立ち回りが。


◆借り物の価値観、自信のなさ


自信がない人たちって、
見ていると先ほどのように
他人の言う事を素直に
聞いているだけの人。

自分の価値観や、
物事を行える見通しっていうものが
全くない。

借り物の価値観だけで
世の中を戦おうとしています。

それって、
自分から取り組んでいないので
全く面白くない。

そうなると、
当然上達もしません。

そしてさらに自信がなくなって、
物事に対して自身の考えもなくなって。

ずっと負の連鎖で、
抜けられなくなってしまいます。

自分で物事に対して、
努力をして取り組み、
それが成功に繋がる体験をして。

自信、
自分の価値観というのを
作っていかないと
この状態からは抜けられません。

上手にモノを教えられるひとは、
その自分でやって成功体験を
積ませるということをさせてあげます。

そうしないと、
自分から取り組むことは
ないですからね。

もしそういう人がいなければ、
他人の言う事は無視して
自分で目標を決めて、
少しずつこなしていく。

そうして自信をつける、
というのが重要でしょう。

できる見通しがなければ、
やる気というのは起きません。

それに、
他人に合わせるだけだと、
コントロールもできないことに
ただ振り回されて、
相手に都合のいいように
させらるだけですからね。

それではまた。