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十七音のおと

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記事一覧

突付かれて無頓着な振りをする

突付かれて無頓着な振りをする 束の間の幸せだったかもしれないけど そんな昔の出来事が、や…

わはくま
3年前

雨降りを恨む素振りで傘の下

雨降りを恨む素振りで傘の下 【銀マド・番外篇】 「銀マド」・・・・ってなんだろう、と思っ…

わはくま
3年前

銀マド・十七音 2008年篇 (日記系セレクションから)

母の日や人生重たし母軽し 母の日や人生重たし母軽し ねこ作 今ごろになって、 「できるこ…

わはくま
3年前
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銀マド・十七音 2007年篇 (日記系セレクションから)

路地陰に内緒にしたい梅一輪 ちょうど1年ほど前のことだ。北野天満宮の天神さんの前日だった…

わはくま
3年前

銀マド・十七音 2009年篇 (日記系セレクションから)

遠く 離れた所に 恋人がいるのかな。 会いたい時に すぐに会えないのって辛いよな。 でも …

わはくま
3年前

銀マド(日記系セレクションから) 2006年 下旬篇

ワガママを咎めて湯飲みを握らせる >父親って、どうしてあんなにワガママなんだろ そう見え…

わはくま
3年前
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2005年 秋-冬

イジワル 満月 ・・・ 満月やベンチに寄り添う影ふたつ  (ねこ作) ・・・なんていうのを思い浮かべて、満月ってのは意地悪なのか優しいのか、どっちなんだろうね。 ねえ僕が意地悪言ったのと問うてみる ねこ作 | 2005-09-17 22:10 | 日記系セレクション ◆◆◆ 月光の東 宮本輝 塔屋米花という人は、小説の中の人でありながら、私を随分といじめてくれました。 私の中にいるオンナの足跡が、オーバーラップしてしまってね。 どっぷりと浸ってしまった1冊でした。

月明かり飲んで語って沈み込む

月はひとり、星は二人で見上げたい -- 月明かり飲んで語って沈み込む 旅に出たいな。 2009…

わはくま
3年前
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哀しいとあなたはいうのカナカナの ─ 八月尽篇

八月下旬篇を書いたあと、 (28日) ▼そう、あの子は桔梗のようで、大好き ▼おはようさん、あ…

わはくま
3年前

途轍もなく君に会いたい、月が出ている ─ つぶやく十七音 (八月下旬篇)

(27日) 暑さが憎い。 秋が待ち遠しい。 でも、長雨はキライ。 冬の寒さもキライだ。 でも、今…

わはくま
3年前
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まだ暑しツクツクボウシ控えめに

ツクツクボウシが鳴いている。 でも、すぐに鳴き止んでしまった。 何年か前には、お盆前に鳴…

わはくま
3年前

流れ星誘ってくれたそのあとに つぶやく十七音 ─ 八月上旬篇

少しだけ涼しいような気がする。 エアコンなしでこの夏をこのまま乗り切れそうな自分を褒めよ…

わはくま
3年前
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友だちに追いつけず泣く五十代

友だちに追いつけず泣く五十代 まあ、学友は順番に逝き始めるから 私も早く逝きたい。 痛く…

わはくま
3年前

帰り道好きだと言ってキミを見る

私の脳裏にはひとつのドラマのようなもの…が蘇えってくる。 校舎を出て坂道を下りながら、緩やかに曲がる石畳を歩いてゆく。 大通りを横切って、美術館の前を通り過ぎると小さな森があった。 その森には、秘密の道がある。 そこを通り抜けると私たちの学校が或る高台の外れに出ることができ、そこから市内を真っ赤に照らす夕焼けを見ることが出来るのだ。 私は いつものように あの子を誘った。 駅までは少し遠回りだけれど、この夕焼けを二人で見たかった。 帰り道 好きな人が居ると 打ち明け