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職人に学ぶ 『個性とは?』

『個性』という言葉をよく聞く。
個性を生かす、個性を発揮する、個性がない etc......

例えばものづくりの世界。
艶やかな、ド派手な、刺激的な、作品の数々に...
『個性的』と思うだろう。

でも『個性的』なことが許される人は、そう多くはない。
だからといって、人と同じではつまらない。

ふむ、伝統工芸という職人という世界に目を向けてみよう。
これが、面白い。
一見同じものを、同じ作り方をしているように見える職人さんらは、
個性をこんな風に発揮するようだ。            

『工場の職人は限りなく無個性なものを作るために、その物を作り出すプロセスで、限りなく個性を発揮する』

職人学(著)小関智弘

私たちが手にする完成品、
目に見えるものは、限りなく無個性かもしれない。
だが、見えないものにも個性は発揮されている。

「個性」をどこで発揮するものか、
職人の世界から学ぶことは多いかもしれない。

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