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「退職したい!」でも絶対に伝えてはダメなこととは・・・



私がやらかしてしまったこと

私はこれまで転職回数が多く、その分退職交渉もたくさんしてきました。
でも、1度を除いて、それ以外はいわゆる円満退社で終えました。
その経験はキャリアカウンセラーという仕事に活きています。

その退職時にやらかしたことは
後先考えずに強引に辞めたことです。
1日でも早く辞めたいという気持ちが強く、
体調を理由に退職して、すぐに別の仕事をしているのが元の職場にばれたんです。
その後は、みなさんのご想像のとおり、とんでもなく気まずい状況が続きました。

この教訓をこれから退職しようという方に活かしてほしいと思い
この文章を書いています。

さあ、私のこの失敗からあなたは何を学びましたか?

ぜひ学んでほしいのは、
世間は狭く、退職した後も
元の職場の方とどこで会うか(間接的なものも含めて)
わからないということ
です。

強引に辞めれば、一見退職するという点では、うまくいったように思いますよね
でも同じ業界で働く場合などは、再会したり、
知人を通じて、噂が広まったりということはあり得ることなんですね。

例えば、あなたの担当する得意先の方が元の職場の方と知り合いで、
あなたのことについて悪い印象を吹き込まれると
せっかく、それまでは、あなたが得意先に気に入ってもらっていても、
その話がきっかけで商談がなくなるということも充分にありえということなんです。

「今すぐ辞めたい!」
というあなたの気持ちはめちゃくちゃ分かるのですが
ぜひ、今後のあなたの未来のためにも、
円満退社を目指してください。

では、絶対にやってはいけないこととは・・

それは「本音」を伝えることです。
つまり、円満退社の秘訣とは、ズバリ言うと
「本音を言わない」ことなんです。
退職理由の大きな要素となる
「人間関係」
「やりがいや評価」
「適性」などが
あなたの本当の退職理由だとしても、
それを決して最初の関門となる上司などに言わないこと
これが最大の秘訣です。
では具体的にどんなふうに伝えればいいかを
これまでの私のキャリアカウンセリング経験などを基に
これから書いていきますね。

人間関係の問題を上手く回避する

職場の人間関係が退職の理由である場合でも、これを直接的に述べるのは避けるべきです。
「人間関係が合わない」という退職理由は、
将来的に「人との協調性がない」と見なされかねません。
さらには、人間関係が退職理由なら、勤務先から部署異動を提案される場合もあり、かえって退職をしにくくなることもあります。
また、上司の悪口は絶対に避けてください
あなたの退職意向はまずはあなたの上司に伝えることになると思います。
その退職理由が上司自身の問題であれば、
上司は自分の評価を下げたくないので、
あなたの退職意向を無視したり、
先延ばしにされる可能性が十分にあります。
あなたの目的が、「早期に退職すること」であれば、
ここでは、できるだけ「新しい環境でさらに多くを学びたい」と述べるなど、自己成長を求める姿勢を強調し、退職理由をポジティブに転換しておくほうがいいです。

会社への不満や批判を避ける

仕事のストレスや不満を退職理由として直接述べるのは避けましょう。「労働条件が厳しい」「給料が低い」といった会社への不満は、プロフェッショナルな印象を損ねるだけでなく、将来的に他の職場での評価に悪影響を及ぼす恐れがあります。それが本音だとしても、「新しいキャリアで学びを深めたい」というような前向きな理由を提示することで、建設的かつ積極的な印象を与えることができます。ここはぐっと堪えてください。

仕事に対する適性や興味の欠如について

「仕事が向いていない」「好きではない」という理由も、直接述べるとプロフェッショナリズムを疑われることがあります。このような場合、「新しい分野で挑戦したい」という理由を前面に出すことで、自己の成長と挑戦を求める積極的な姿勢をアピールできます。

まとめ

退職を伝える際には、自分の将来のキャリアを考慮し、どのように伝えるかが非常に重要です。NG例とされる理由は避け、常に前向きで建設的な退職理由を用意することで、プロフェッショナルなイメージを保ちながら、次のステップへとスムーズに進むことができます。ぜひ、これらを参考にしていただければと思います。
今回の決意が、あなたの将来のキャリアアップにつながりますように・・・。


もし今回の記事がご参考になれば、

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スキしてもらうと、お礼に私が沖縄に行って、すごくパワーをもらった
大アカギの画像を見れますよ
ぜひ退職へのパワーチャージに活かしてくださいね。

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