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クラシックロック

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1970年代中心に夢中になっていたロックについて語ります。
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#デビッド・ボウイ

[クラシックロック]デビッド・ボウイ~ロックンロールの自殺者

名盤「ジギー・スターダスト」のラストの曲ですが、この曲を聞くだけでこのアルバムが名盤たる所以がわかるのではないでしょうか。
けだるく詩的で内省的で退廃的。
アコギで抑えたしゃべるようなボーカルで始まる前半と転調したあとの盛り上がり。
これぞブリティッシュ・ロック。
当時アメリカンロックにはなかった要素です。
もちろんひとくちにアメリカ、英国とはいっても、ドアーズみたいなバンドもあるから単純には割り
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[クラシックロック] デビッド・ボウイ~自薦の5枚

[クラシックロック] デビッド・ボウイ~自薦の5枚

デビッド・ボウイは、キング・クリムゾン、ロキシーミュージック(Bフェリー)、ジェフ・ベックとともに、ぼくの音楽人生にずっと寄り添ってきたミュージシャンです。特に自分で作曲をする際にボウイの影響はかなり受けているなと思うことが多いです。ボウイはルックスはかっこいいし、歌はめちゃくちゃうまいし、コンポーザーとしての能力は天才的だし、完璧な存在でした。歳をとってからもイイ男でまだまだ音楽続けるんだろうな

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[クラシックロック] NHKの渋谷陽一ラジオとヤンクミュージックショーが沼だった

[クラシックロック] NHKの渋谷陽一ラジオとヤンクミュージックショーが沼だった

1970年代、NHK FMで毎週渋谷陽一のラジオで洋楽ロックが放送されており、毎週楽しみにして聞いていた。この番組で知ったアーティストも多い。
例えば、この曲。

デビッド・ボウイのベルリン三部作の1つめ「ロウ」に収録されている曲だが、これが流れてきたとき、ガーンと頭を撃ち抜かれた。わざと音を外したようなアンチテクニカルなギター、シンプルすぎて子供が弾いているようなシンセ、低くしゃべるようなボウイ

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