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アレルギー改善への道〜②0歳から13歳までのアレルギーの経緯(Vo.1)

今日は末息子(以下、ちびたま)の現在に至るまでのアレルギーの経緯について書こうと思います。
(長くなるので、前編と後編の2部に分けます)

0歳〜6歳まで

ちびたまは生後6ヶ月くらいの時に「小児性アトピー」と診断されました。

その時に受けたアレルギー検査の結果がこちらです。

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卵白がクラス2(陽性)となってます。
離乳食は始めたばかりで、まだ母乳も与えていたため、私自身の食からも「卵」は除去しました。

実は。
いちばん上の子(長女。今はもう20歳を超えている)も子供の頃に「小児性アトピー」と診断されたので2人目となります。
(ちなみに、3人中2番目の子(息子)は何もナシ)

これ、親としてはまぁ結構凹みます。
自分の妊娠時の生活や、食べてたものが悪かったのでは?
・・・そんなふうに自分を責めたりもしたなぁ。

が、「小児性アトピー」と診断された人の半数以上が、年齢が上がり体力がつくと共に良くなったり、治ったりすると言われてます。

※「年齢とともに改善する」と言うのは、どうやら20年以上前に言われてたことのようですね。現在ではちょっと違うようです。この部分も後半に書けたらいいなと思ってます。

現に「長女」もその一人でした。
中学に入る頃にはすでにアトピーの症状はなく、現在もありません。

それもあって、ちびたまが「小児性アトピー」と診断された後ものんびり構えていました。
食事と体力にだけ気をつけて、あまり神経質になるのはやめよう、と。

7〜12歳まで

季節によって湿疹、赤み、痒みは多少出るものの、アトピーの症状は重くならずに済んでいました。

7歳の時に受けたアレルギー検査の結果がこちらです。

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卵白のクラスは0になりました。
それから少しずつ卵を食べるようになりましたが、反応はなし。
食べられるものが1つでも増えると言うことはとても嬉しいことですよね。
ちびたまは生まれて初めて食べる「卵かけご飯」に感動していました(笑)

ところが小学3年生時に花粉症発症。

たまたま風邪で受診した耳鼻科で「ちょっとアレルギー検査もしてみよう」と言われ、検査をすると、あらゆる花粉に反応が。

その時に受けたアレルギー検査の結果用紙だけ見当たらないのですが、確かあらゆる花粉に反応はあったものの、食物アレルギーはありませんでした。

ただ、医師には「年を通してほとんどの花粉に反応するからちょっと辛いかもしれないね」と言われました。

だけど(当時)小学生男子のちびたま、大人しくマスクや花粉を防ぐメガネなんてしてくれるはずもなく^^;

マスクもメガネもせずに外で遊んだり、習い事のサッカーにも行って外でたくさんプレイもしてましたが、鼻がグズグズする時はあるものの、取り立ててひどい症状には見舞われませんでした。

なのでこれに関しても私はさほど気にすることなく、本人が辛くなければいいかな、と思っていました。

そして昨年(2020年)

3月。新型コロナの影響で学校が一斉休校。

早朝に行く散歩以外、家の中で過ごす毎日となりました。
だけど、ちびたまはオンラインゲームでキャッキャと友達と遊んでいて、とても楽しそうでした。

ゲーム時間が長くなることは少し気になったけど、外にも出られず、習い事のサッカーもお休み、加えて友達と会うこともままならない中で更に制限をかけるのもなぁ、と思い、夜は21時には寝ること、朝は6時には起きて軽く散歩に行くことだけを約束して、あとは本人の好きなようにさせていました。

友達とのオンラインゲームはそれはそれは楽しそうで、ゲラゲラと笑ったり、たまに大声出して私に「もうちょっと声小さくしてー!」と注意されたり^^;

対面が叶わなくても、今の子はこうして友達と繋がることができるんだなぁと、私も変な感心をしてました。

ちなみにこの時の花粉症の症状はゼロ。
まだ学校に登校していた2月ごろは少し鼻がぐずぐずしていたけど、これは花粉症発症してから毎年のことだったし、家にいるようになってからは、そのグズグスすらなくなり、私も「この時期に家にいるのも悪くないのかもなぁ」なんて呑気に思ってたくらいでした。

2020年6月。

中学に入学してから2ヶ月目、やっと学校が始まりました。

ちびたまは初めての電車通学になりましたが、それはそれで刺激的なようで、毎日楽しそうに学校に通っていました。
ただ、少し気になることが1つありました。
毎朝、学校のオンラインアンケートに子供の体温、体調を記載しなければならないのですが、ちびたまの体温が・・・低い。

前の年(2019年)の夏の、小学校のプールの授業時に提出する体温表はだいたい「36.5〜6度」だったのが、この頃は「36度前後」がほとんど。

だけど、すでに日によっては朝も汗ばむ季節だったので、そのせいもあるかな、とあまり深くは気にしていませんでした。

ところが

7月中旬ごろから、ちびたまは朝、腹痛を訴えるようになりました。
頑張って家を出るものの、ひどい時は一駅ごとに電車を降りて駅のトイレに行く始末。学校に遅刻する日が続きました。

最初はストレスを疑いました。
慣れない電車通学、初めての中学校生活で緊張もして、少し疲れたかなと。

ちびたまにも何気に聞いてみましたが、本人は「電車通学も面白いし、学校もすごく楽しい」と言います。
すると夫が
「遺伝じゃないかなぁ?僕もそうだったから。学校行く途中でお腹痛くなって家に戻るなんて、しょっちゅうだったよ」と言うじゃないですか。

確かに今も胃腸が弱い夫。なるほど・・・そう言うのもあるのかな、、

思春期、環境の変化による潜在的ストレス、遺伝・・・いろんなものが重なったのかもしれないなぁ、、、
そんなふうに思いつつも、朝食のメニューを変えたりしながら様子を見ていました。

2020年7月下旬

夏休みまであと数日となったある日、学校から

「腹痛がひどいようなので、早退させます」との連絡が。

いつもは学校に着くと徐々に腹痛も治まっていたようなのに、この日は治らずに保健室に駆け込んだようです。

「一人で帰れるから大丈夫」とちびたまからも連絡がありましたが、気になって自宅最寄りの駅で待っていると、真っ青な顔したちびたまが改札から出てきました。

その様子があまりにも辛そうだったため、そのままその足で病院へ向かいました。

2020年のアレルギー検査の結果

医師に症状、経緯を説明すると

「7月中旬から腹痛が続いているのかぁ・・・ウイルス性の胃腸炎にしては長すぎるなぁ。
・・・あ、もしかして、アレルギーがあったりしますか?」

と聞かれたので「花粉アレルギーが結構あります」と伝えると、

「念の為、検査してみましょう。もしかしたら腹痛の原因かもしれないからね」と。

そして検査した結果がこちら。

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なんと!!!

花粉のクラスが高いのは予想してましたが、食べ物まで!!

小麦、そば、米、バナナ、ゴマがクラス2。
大豆、ピーナッツ、キウイ、りんごはクラス1・・・

主食となる炭水化物系、、見事に引っかかってます。。
唖然とする私に、医師はこう言いました。

「ちょっと難しいんだけど・・・クラスの数値が高い、低いはもちろん目安にはなるんだけど、じゃあ、クラスが低いから大丈夫なのか?というとそうでもなくて。例えば、最高クラスの5に該当するものを食べても反応が少ない人もいれば、2という低いクラスでもその該当のものを食べて大きな反応を起こす人もいるんです。」と。

つまり、ちびたまの場合は「小麦粉、そば、米」のアレルギー反応がクラス2と低くはあるものの(最高クラスは5)、それらが腹痛の原因になってる可能性は否定できない、とのこと。

ただし、成長期にエネルギー源となる炭水化物を一切抜くのはそれはそれで問題なので、様子を見ながら食べさせてください、と言われました。

だけど、そもそもどうしてこんなことになったんだろう・・・?
私の中で疑問が膨らむばかりになりました。

Vo.2へ続く

#アレルギー
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