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【公園紹介】高瀬公園(福井県)

公園とは、”おおやけ”の”その”

市民が憩い、スポーツやレクリエーション、散策の場として公開された場所

この記事では、実際に現地に行き、公園レポートをまとめます。



場所

〒915-0832 福井県越前市高瀬1丁目27

周りは住宅と田んぼと木材会社に囲われています。

遊具について

園内マップ


①ブランコ

2台 剥げてないきれいなブランコでした。

②東屋

8~10人ほど座れそうです。

トイレについて

トイレはありませんでした。

その他

小高い丘

登山口が3か所ありました。

東屋の南に、小高い丘がありました。高低差は2mも無いくらい。

高鬼(たかおに)したら、この付近に張り付きますね。


ふるさとを偲ぶ散歩道

ふるさとを偲ぶ散歩道マップ

緑線が散歩道になっています。道沿いに公園が5つもあるようです。


和風庭園な雰囲気の小道

上記マップのミニ庭園ゾーンにあたる場所は、細やかに木々、低木、灯篭等が配置されており、散歩道と呼ぶにはもったいないくらいの充実ぶりでした。

庭園好きの方は、歩いているだけでとてもワクワクすると思います。

脇にあったおうちの石像


紫式部関連

突然始まった紫式部クイズ


東屋内あった扇形のオブジェ


散歩道に刻まれた「源氏香の図」若紫

源氏香(げんじこう)という遊びがあり、遊ぶ際に図が使われたようです。

5回聞いた中でどの香りが同じであったかをあてるゲームです。同じ香りだったら、棒線の上をつなげます。

例えば、写真の図でいうと、1,2回目が香りA、3,4回目が香りB、5回目が香りCだった、という具合です。

この線の組み合わせによって生じる52パターンの図の呼び名を『源氏物語』五十四帖から採用しているそうです。

なんとなーく利き酒のルールと似ていますね。人間の五感を使った原始的なゲームは、なぜか真剣にやりたくなります。


芭蕉の句の石碑

太陽の光加減で文字が見えづらい…。

「あ寸の月 雨占な八ん ひな可岳」

明日の月 雨占なはん 比那が嶽
(あすのつき あめうらなわん ひながたけ)

元禄2年8月15日。『奥の細道』旅中、敦賀での名月の晩に書いた句。
比那が嶽…福井県武生市にある標高800メートルほどの日永岳。
明日の晩は、雨になるのか、月は見えるのか。比那が嶽の晴れ具合でそれを予想してみよう。なにしろ、「北国日和定めなき」で北陸地方の秋の天気の変りやすさは油断ならないのである。

https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/hinatake.htm


正直なところ、あまり期待せずに行ったのですが、心躍るものがたくさんありました。公園って、過ごしているうちに、いつの間にか時間の概念を忘れてしまうところが、魅力の一つだと思っています。長居する気なかったのに、1時間くらい過ごしてしまいました。

良き公園に巡り合えたことに、感謝します!



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