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書籍ができ上がるまでの過程を振り返る

今回のnoteは、1年前に半分以上書いていたものなのですが、やっと5作目の出版の出口が見えてきたので、加筆して公開します。

最近は Kindle 出版で本を出す人も増え、誰もが「著者になる」可能性を持っています。

1億総発信時代。自分史やライフストーリーやエッセイや日記などを書いて公表する人も増えた(noteもそう)。

書籍を出すには長い文章が必要。長い文章は、設計図をもとに文章などのパーツで構成されています。私がはじめて本を書いたときは、このあたりがわかっておらず、「いきなり書く」から始めてしまって大変苦労しました。

そこで、今回は5作目の本を書く過程で、どうやって進めたのか、具体的に何をしたかの試行錯誤をまとめてみることにしました。

1作目のときより段取りはわかってきた!ということで、文章を書くあなたの参考になれば幸いです。

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書籍の設計図をつくる

悩む悩む


ビジネス書を書く(文芸は別ね)というのは、大小の言いたいこと(主義主張やノウハウ)、エピソード、ワーク類(あれば)という、小さなパーツを組み合わせていくことです。

まずは、何のパーツをどう組み合わせるのかという設計図、つまり構成(章立て)が必要です。

構成(章立て)とは、「◯章に××を書く」というもの。5章立てが多いイメージ。書籍タイトルは原稿ができてきて終盤に決まることが多い。

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