書籍ができ上がるまでの過程を振り返る
今回のnoteは、1年前に半分以上書いていたものなのですが、やっと5作目の出版の出口が見えてきたので、加筆して公開します。
最近は Kindle 出版で本を出す人も増え、誰もが「著者になる」可能性を持っています。
書籍を出すには長い文章が必要。長い文章は、設計図をもとに文章などのパーツで構成されています。私がはじめて本を書いたときは、このあたりがわかっておらず、「いきなり書く」から始めてしまって大変苦労しました。
そこで、今回は5作目の本を書く過程で、どうやって進めたのか、具体的に何をしたかの試行錯誤をまとめてみることにしました。
1作目のときより段取りはわかってきた!ということで、文章を書くあなたの参考になれば幸いです。
書籍の設計図をつくる
ビジネス書を書く(文芸は別ね)というのは、大小の言いたいこと(主義主張やノウハウ)、エピソード、ワーク類(あれば)という、小さなパーツを組み合わせていくことです。
まずは、何のパーツをどう組み合わせるのかという設計図、つまり構成(章立て)が必要です。
ここから先は
4,186字
/
9画像
¥ 300
サポートは不要ですよ!他の誰かに使ってみてください。少し幸福な気持ちになります。親切は脳に効く。