【早稲田Prismile密着】vol.7 決勝直前!リーダーが語るUNIDOLへの熱い想い
8月23日、ついにUNIDOL(ユニドル)決勝まで4日となった。直前期となり、練習も仕上げの段階に。今回は、リーダーとしてPrismileをまとめ上げてきたかなえさんに今大会で培ったものと苦労を語ってもらった。
決勝直前ではあるものの、練習風景は意外にも和やか。
しかし、内心はというと
「緊張と焦りが大きいです。リハーサルのときに、他チームさんがどれだけ仕上げているかを見て、それからこの2週間追い上げるように頑張ってきました。他と比べてうちにはエースがいない分、全員がどれだけステージで目立てるかが大事だと思っています。全員それぞれの想いを背負っていて、あと4日でそれを発揮させなければいけないと思うと結構緊張します」
「でも、やっと皆さんにお見せできる、みたいな。自分たちが考えてきたものや、ステージに上がってみんなを笑顔にできるものがやっと見せられると思うと楽しみでもあります。」
ミーティングのたびにブラッシュアップを重ね、曲に対しての解釈を深めてきた。Prismileがセットリストを通して観客に伝えたいものはどのようなものなのだろうか。
「プリスマと幸せの青い鳥」ということで、童話の「幸せの青い鳥」をベースにセトリを作りました。私たちにとっての幸せとは、ステージに立てることや、観客を笑顔にさせることであったりとか、観客にあっと驚いてもらって8分間の中でプリスマってやっぱすごいと思ってもらうこと、プリスマのことをもっと好きになってもらうことです。それらをどうやってステージで作っていくかを模索することが童話と繋がるのかなって思っています。みんなで一緒に幸せの青い鳥を探したいです!
ここまで先輩後輩混じるチームをまとめ上げてきたかなえさん。彼女はリーダーという役割をどのように考えているのだろうか。
世の中のリーダーって2種類あると思います。1番先頭に立ってみんなを引っ張っていくタイプとみんなで一緒に進むために横一列でどう頑張っていくか考えるタイプ。プリスマの場合、求められているのは後者の方かなって。特に今回は4年の6期生がいる中で2年の8期がリーダーを務めるという部分も、前者だとチームのバランスもいびつになってしまう。それぞれの想いを背負っているメンバーをどう引っ張るか、というよりはどうまとめるかという部分が大きいと思っています。具体的には熱量をどう上げて、どう揃えていくかに今大会リーダーを任された理由があるのかなと感じています。
足並みを揃えていくタイプのリーダーを理想とするかなえさん。様々な想いを持つ11人をまとめ上げることにはやはり苦労したそうだ。
みんなが決勝に出たいと思っていても全員が同じだけの気持ちを持っているとは限らなくて。6期生は今大会が終わったら二度と出られないと思っているし、かといって私たち8期生がそれだけの気持ちで挑めるかって言われるとそうじゃない。予選通過して燃え尽きちゃった子もいるし、逆にここで燃える子もいる。9期生に関しては、今まで先輩方がどれだけの気持ちを持ってUNIDOL(ユニドル)に挑んでいるのか、どうやって勝ってきたかを知らない。だから、そこら辺のやる気の違いを埋めるところが大変でした。
全員が同じ方向を向くことができるように、練習中に定期的にミーティングを開催していた。
リーダーとして職務を全うしてきた彼女はリーダーならではのプレッシャーについて語った。
プレッシャーはずっと感じっぱなしです。予選のときは「突破しなきゃいけない」、決勝のときは「勝たなければいけない」。プリスマをもっと大きく強くしていくためには勝つことが何よりも近道なので、勝つためのプレッシャーがすごく大きいです。
重圧を多々感じながらも決勝直前まで来たかなえさん。彼女から見て、Prismileというチームはどのように成長したのだろうか?
メンバー間の関係性が1番変わったと思います。練習初期から比べるとどんどん雰囲気が良くなっていってて、それは先輩たちが意識して頑張った結果でもあるし、後輩たちが頑張って先輩に食らいついていった結果だと思います。
本気でやり合ったからこその気が抜けたときの笑いであったりとか、馴れ合いにはならないけどやりづらさもないみたいな、素を出せる環境になっていると思います。
チームとしての絆を深めていくPrismile。最後に、このメンバーで優勝することへのこだわりをかなえさんは語った。
このメンバーでなければ勝てないという気持ちが1番あります。6期生は今まで勝ってきたノウハウがあること、8期生は予選を突破できるくらいの実力をつけたこと、9期生は経験者や、UNIDOL(ユニドル)に掛ける想いが強い子が集まっていること。このようなベストなメンバーで勝てなきゃいつ勝てるんだろうと思う部分があります。そういう意味でもここで勝たなきゃ次が無いという気持ちでもあります。
個人的な思いとしては、UNIDOL(ユニドル)のことを1から教えてくれた6期生に優勝の冠を被せたいですし、予選を突破した同期の8期と一緒に優勝したい、すごく慕ってくれる9期には勝つことの喜びを教えてあげたい。なのでこのメンバーで絶対に勝ちたいです。
UNIDOL(ユニドル)、メンバーに対して熱い想いを語ってくれたかなえさん。次回はついに彼女たちがこれまで必死に望み続けた決勝の舞台に密着する。果たしてPrismileは青い鳥を見つけることができたのか......? お楽しみに!
⭐️Prismileドキュメンタリー配信決定⭐️
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