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【2021年6月】君をもっと知りたい!


6月だ!もう半袖デビューしました。
ぽかぽか太陽きもちいーー!!!
あとは2週間前にギックリ腰になりました。笑(やっと完治してきた)


先月は書くのが少し遅くなってしまったから、今月は月の最初の金夜に書くことにした。


どうでもいいけど今日は完璧な1日だった。←
自分の施設のあるビルが6時にエレベーターが止まってしまう。
だから子ども達を6時までに確実に送迎車に乗せて帰さねば雨の中屋外の階段を濡れながら降りて帰らねばならない。
それは何としても避けたい!がしかし、いつも死ぬほど帰りたがらない子がいる日!
どうすれば!どうすればスムーズに帰れる!考えろ!考えろ、、!
無い頭をフル回転させ、スケジュールを考え、実行。結果!!

いつも以上にスムーズにかつ、6時に降りるだけで良かったが、6時前には出発して見送ることが出来たのだ!

素晴らしい!!アシスタントの人とあまりの素晴らしい流れに感動し拍手で送迎車を見送った。

今週大変なことや滅入ってしまうこともあったが、それを全て吹き飛ばす最高の締めだった。

終わり良ければ全てよし、とは正にこの事。


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仕事に近い話。


よく発達障害の子に関する記事や、動画などをよく見る。

そのいつもの流れで最近この【あっちゃんファミリー】っていうADHD/ASD (自閉症)を持つ娘さんの家族が皆でやってるチャンネルがYouTubeのおすすめで流れてきて見た。

自分が流れてきてたまたま最初に見たのはこの動画。(↓この子があっちゃん)

この小学校における普通級と支援級の違いはどんな感じ?っていうこの子が感じてるところとかを話してる動画。(元々普通級で通ってたけど環境や過ごしやすさを考えた結果支援級に変えたらしい)

まあ、シンプルに自分の勤めている施設にもこういう子がいっぱい(ほとんど)だから、なるほどなあ。。と勉強感覚で見てた。(動画から伝わってくる良い子感、素敵な子やあ。。)


そこから「このチャンネルいいな!」と思って、他の動画見てるとこんな動画を発見!!

これが本当に良かった。
(良すぎて同じ理解を示してくれそうな自分の友達にすぐ送った←、素敵な反応帰ってきて嬉しかった!)


生まれてから小学校中盤くらいまでの成長の過程。その成長に伴う変化や悩み、障害受容に至るまで、凄く丁寧に全8本の動画にしてくれている。(いや上の動画と比較したら大きくなったなあって感じてしゃあない←)

(↓是非8本をお勧めするけど8本は長えよ!!って人に
  1本だけでサラッとみれるやつ貼っとこ。笑)


症状の出始めは人それぞれで、割と皆途中までは普通の子と変わりなく定形発達(普通の平均的な発達)で育っていく。

でも園に入学してからや、学校に入学してから、社会参加が増えていく中で違和感を感じ始めて、

「よく分からないけど、他の子と少し違う。」「他の子は出来ていることが自分の子は出来ていない。」など、困り感であったりとか悩みを感じ始める。


そういう葛藤とか気持ちの揺れ動き、悩みがすごく丁寧に成長していくあっちゃんの成長の記録として、とっても可愛い映像と共に綴られていく。

こんなに長い期間を追いながら、その時の気持ちを交えながら語ってくれている記事はなかなか見たこと無いし、ましてや動画なんて見たことなかった。
だからこそとても勉強になったし、学ぶこと、感じたことはかなり多かった。


自分の施設は、一人の児童の利用頻度として、週一回1時間半の利用なので、関わる時間やその子の観察することの出来る部分というのは本当に小さい。(でもその小さな範囲であってもしっかり観察して、保護者や周囲の人からの聞き取りをしながら出来る限りのサポートはしているつもり)

だから、実際家や学校など自分たちが見えてない部分や、自分と出会う前のこれまでどういった悩みや困りごとがあったのか、というのは保護者さんから少し話を聞いたりするのみで、理解がどうしても浅くなってしまったり、深く共感したり心から寄り添えるほどの感覚が得られなかった。(イメージが沸きづらいというのが正しいか?)


だからこそこの動画は、各段階(乳幼児期〜就学後)における変化やその時々における悩みや心配ごとを事細かに話してくれてるから良い意味でリアリティのある凄く良い動画だなと感じる。。

・食べるのが極端に遅い。(注意が散りやすい・上手く食べれないetc...)(うちの施設の子だと9時に食べ始めて食べ終わるのが12時過ぎる等)
・教科書の入ったランドセルを背負って登校し、学校に着くと疲れて動けなくなってしまう。また話を聞いたり授業中に姿勢がとても悪くなってしまう。(発達障がいの子の特徴として体幹が弱い場合が多い等)
・家では普通だが、うまくお友達とコミュニケーションがとれない。集団活動や集団指示を聞いて動くのが難しい。(相手の立場にたったり、相手の気持ちを理解することが難しい・場の空気を読んだり、見通しを持って行動することが難しい)
・園や学校で課題に取り組むことが、ボーッとしてしまったり取り組み続けるのが難しい。(注意を一点に定めたり、集中を持続させることが難しい)

など、その他沢山。。

これを見た上で、正直ほんとにこういう障がいっていうのは多種多様で、人によって全く違うから、この動画もほんの一例でしかないといえばそうなんだけど。
でも、たかが一例されど一例。ひとつ知るだけでやっぱり違うなと感じる。

親にとっていかに子が大切で、可愛くて、どんな些細なことでも心配で。

それは保護者さんとの面談とかで、すごくこれまでも感じてきた。けれどこういう成長の過程をたくさんの悩み、不安、そして幸せを辿って育ててきたからこそ、そういった感情になるんだろうなあと。

知ることではじめて、表面的にしか感じられていなかったその気持ちの深さに気付く。(きっと自分の親もそうだったんだろうなあと思う。)

さっきの動画からも、あっちゃんのお母さんお父さんの娘に対する愛がとても伝わってくる。まずこんな生まれた頃からずーーっと日常を撮影して記録していることすら凄いなと思うし、親御さん二人の娘を尊重する気持ちや姿勢がとても素敵だなと思う。自分が親になった時ここまで自分の子を尊重し寄り添い受容して育てていけるかなんて聞かれると、とてもじゃないけど自信を持ってYESとは言えない。


だからこそ自分はもっと、沢山知って、理解を深めていきたいなあと思う。

実際に学校や園その他でも、まだまだこういった子への理解や知識が浸透しているかといえば、まだまだしていないと感じることもある。(自分達が子どもの頃よりかはかなり広まったとは思う!)


しかしまあ、障がいとはいうものの、実際その特性を持ったうえでも何不自由なく生活できている人もいれば、それを強みに大きく活躍している人もいる。

有名人でも多いらしい。以下ネット参照:
・トム・クルーズ・イチロー・スティーブ・ジョブズ・黒柳徹子・ビル・ゲイツ・草彅剛(元SMAP)・スティーヴン・スピルバーグ・深瀬慧(SEKAI NO OWARI)・長嶋茂雄・米津玄師・GOMESS(ラッパー)

だからこの考え方も広まりつつあるけど、自分はその障がいとされる特性も【 個性 】だと思っている。

しょうがいを、『障害』と書かず『障がい』とするのもそう。
大変なこともあるかもしれないけど、害と捉えるかは本人とその周りの環境なのかなと思う。
(でも漢字に関してはこの記事の考え方が凄く共感できる
https://note.com/1kani1dai/n/nb5be2b3dedfb


だからそういった子達が少しでもこれからの社会を生きやすく健やかに過ごせるよう、またその親である保護者の方々が心配や不安というフィルターを限りなく少なくして、純粋に自分の子を愛せるように。

これからも真摯に向き合いながら理解と知識を深め、サポートを続けていきたいなあと思います。😊


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ちなみに自分のこの仕事のやりがいというか、「良いなこの仕事、、」って思う所は(聞いてない)

まず一つ目は、シンプルに自分の場合は発達における運動面を主に診ている。そのため成長や変化が一目でみて分かるし、子どもを成長の実感を得やすいためお互いに全力で喜び合えること。(鉄棒できた!とか跳び箱できた!とか。小さなことで言えばお箸使えるようになった、お菓子の袋開けられた、ボタンシャツ着れるようになったetc...)


二つ目は、一人(子ども)を幸せにすることで、その周りの人たち(親など)も喜んでくれたり幸せを感じてもらえること。
子の幸せは親の幸せというように。
子どもがウチに来るのは⦅子どものことが心配でより良くなってほしくて親が連れてくる⦆が全ての始まりなので(習い事とか多分ほぼそう)、子どもを成長させて出来ることを増やしてあげることで、、
子どもが喜び、その成長を親が喜び、もっと広がれば祖父母、親戚、その子をいつも見ている園や学校の先生も喜び、、、といった喜びの連鎖を引き起こすことが出来ると働き始めてちょっとしてから気付いた。

「一人幸せにしたら、最低1or2人はほぼ確実に連鎖的に幸せになるんちゃうんこれ!!」となって、かなーーりざっくり浅はかに考えかもしれへんけど、一人へのアプローチで一気に2,3人幸せにできる仕事っていうのは、そう沢山は無いんちゃうかなと思う。


入職したての頃は、ただシンプルに「何となく資格を成り行きで取って、でも病院では働きたくなくて自分が好きだった子どもと関わる仕事がしたかった」ってだけだったけど、働き続けるうちにその魅力とかやりがいを感じることが出来てラッキーだったなあと思う!

大変な中でも日々自分の仕事の魅力を発見し、
知ることでより楽しく充実させた〜い!!


しかし正直な所、実は自分の仕事に魅力とかやりがいを感じることがマストではないと思う派なのですが(ここまで言うといて)。でも一週間のうち平均約5日を占める仕事が楽しくないともったいなあとも思ってしまったり、充実してるとより良いなあとは思ってしまうのも確か!
ただ生きるために働くというのは正当な理由だと思うし、めちゃくちゃ共感できます。笑(近年よく謳われている好きなことで楽しく生きていくとか実際問題かなり難しいでしょ。)


だからこそ!それらを自分の中でしっかり見つけて楽しく全力で取り組めている人は、とても魅力的に感じます。素敵。


自分の周りには運良くそういう人たちがいたりするので、良い刺激をもらいながら、自分ももっとそんな素敵人間になりたいなあと思う日々です。笑


とは言うものの。

仕事振りもまだまだ未熟で、ミスは多いしチームの人に迷惑をかけてしまうこともあったり、うまく事業所をまわせないこともあったり。。保護者さんとの面談でもうまく話を聞いて引き出して、良い返事やアドバイスを返してあげられなかったり、子どもとの関わりにおいても強制させることに意味はないと思いつつも、大人の都合なのに大忙しになって余裕がなくなると、子どもを急かしてしまったり伝え方や関わり方が雑になってしまったり、良くない接し方をしてしまったりする。。

(でも自分が未熟な分人がミスしても一切責めないし出来る限りフォローすると決めてる。だから自分のたまのミスは許してください!←)

「このままじゃダメだ!」と思いつつもうまく修正できず、、

そんな反省ばかりを繰り返す日々を過ごしつつも、自分も子どもと一緒に少しずつ成長していけたらいいなあ。

なんて思う毎日です。





仕事のやりがいや魅力、楽しみはありますか?

あれば是非教えてください😊




*雨やら五月病やらで無気力&憂鬱な5月も乗り切ったぜ!
 一年の折り返し地点ももう目前!今月も頑張るぞ〜!!!👏






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