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モノゴトの基準は70%でいい

どうも
わーさんです。

今回は「基準」について書いていきます。

学校でも一般社会でも、満たして欲しい基準というものが存在すると思います。学校のテストは「100点満点」ですし、会社のノルマも「100%を目指して頑張りましょう」というのが一般的だと思います。

もちろん、目標はあった方がいいですが、ただ、全てが全て100%を目指さなくてもいいと私は思っています。今回はその部分について書いていきます。

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90%、100%を目指すのが社会の風潮

一般的に、日本での印象ですが、なんでも完璧にやろうとする意識が高い気がしています。

そのため、確実に成果が得られないものに関しては「悪」のような意識がついてしまうことも感じています。

心のどこかでは、そうではないと思っている人もいるかもしれません。ただ、この年功序列の社会を生きてきた年配世代の価値観は根強く、「成功がすべて」「結果がすべて」と思い込み、正しい座標がわからなくなっていると考えています。

そのため「失敗できない」という見えないプレッシャーを感じてしまいます。高い水準が邪魔をして、失敗してしまうとそればかり責められるという意識があるため、100%にならないことをしてはいけないという意識が働いてしまうことが問題にあると考えます。


ただ、100%できたから、
それが次への成功につながるのか?

変化の多い時代において、
転用することができる結果なのか?

「その時だけ良ければいい」と思っていないか?

そのような風にも考えられてしまうのです。

「完璧にやれば、誰も何も言わない。何も言えなくなる」

それを作り出しているのが、日本社会の構造というものになってしまっているのかもしれません。


70%を基準にする理由

70%を目指す理由は2つあります。

1.大体のことを判断することができる
2.そのから、進むことも止まることもできる


1.大体のことを判断することができる

70%くらいを基準にしていれば、十分だと思っています。

最初から90%、100%を目指すとハードルも高いですし、気持ちを維持するのが大変になります。また、失敗できないプレッシャーも感じてしまいます。

70%を意識することによって、多少失敗してもいいのです。むしろ失敗することによって、新しいきっかけを掴むこともできます。人の命を預かる仕事においては失敗することはできません。ただ、何度も練習することはできます。

まずは、自分のチカラで70%くらいまでできるような努力をする。そして、残りをいろんな人の協力を得て、よりできるようにする。

その段階を踏むことが大切だと思います。ステップアップを意識するためににも70%くらいでいいのです。


2.そのから、進むことも止まることもできる

このことは、上記のことにも重なってきますが、70%で判断してしまうことも可能です。つまり、モノゴトにおいて、そこで決定してしまうということです。

例えば、現在行っている事業を進めるのか、やめるのか?など、最初から100%を目指すのではなく、ステップを踏むことができる基準を設けておくだけで、進むことも撤退することもできます。

人はどうしても始めてしまったことをやめることができないバイアスを持ってます。「ここまでやってきたんだ。やめたくない」といったような、ギャンブルをやっているような精神状態になってしまうのです。

そうならないためにも、ある程度の位置に基準を設けておくことが大切なのです。


完璧ばかり目指すと、チャンスを逃す

また、完璧ばかり求めてしまうと、チャンスを逃す可能性もあります。現代社会は動きが激しいです。

先日まで流行していたものや価値観がすぐに廃れてしまいます。

そのため、ある程度決めた基準で判断するしかないのです。そこから、より進むべきか止まるべきかを決めるのです。

最初から100%を目指す時代ではなくなっているのです。その部分を勘違いしてしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。

しっかりとした判断基準を持つことができるなら、これからの時代でも強い戦いをすることができる人になっていくことでしょう。


ネイティブスピーカーを目指すのは後。まずは話せるようになる意識

日本人の思考として、なんでも完璧を目指してしまう傾向にあります。

もちろん、完璧を目指すことは素晴らしいことです。ただ、それによって失う時間もあることを忘れてはいけません。

言語学習も最初から完璧を目指さなくていい。日常会話ができるようになれば苦労はしません。日本に生まれ、日本にずっと住んでいれば、日本語のネイティブスピーカーです。だけど、完璧だとは思いません。

今でも、わからない言葉もあります。でも、日常生活には問題ないですし、仕事も人とのコミュニケーションを取ることが出来ます。

これが70%の意識です。
専門的になりたければ、そこから考えればいいのです。

私は小学校3年生くらいがそのラインかと思っています。言語において小学1年生だと、まだわからないこともある。ただ、小学6年生になればある程度はできる。わからないのは難しい漢字くらい。

つまり、ステップアップできる基準があるからこそ、次に向かっていくことができる。その気持ちを持つことが大切です。

最初からハードルを上げずに、
ステップできる基準を作ってみてください。








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