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オンライン授業のここが良い!一方でここがダメ!

 文系大学4年の僕がオンライン授業を経験してみて得た所感を書き殴ります。高校以下の授業ではなく、大学生視点なので注意。

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 まず前提として、リモートでの授業には3種類あります。それぞれの説明とプロコン含め、解説していきます。

リアルタイム型

 こちらは”オンライン授業”と聞いてまず頭に浮ぶ、先生が講義している様子をリアルタイムで視聴する型。通信障害の影響をもろ受けるため、講義がストップしがち。教授宅の通信が悪い時は最悪で、宇宙人が話しているようになってしまう。オンラインは円滑な授業進行を妨げる要因にしか成り得ず、対面授業の劣化版。

オンデマンド型

 これは先生があらかじめ先生が撮影したものを時間を問わず視聴できる型。週1の授業では、閲覧可能期間は基本1週間という制限はあるが、視聴する場所や時間を問わないので取り組みやすい。一方で忘れがち。
 この型の最大のメリットは「倍速機能が使える」点。教授の中には、話し方がゆったりで眠くなってしまう人もいれば、お経のようにつまらない話を淡々とする人もいる。それをすべて解消できる倍速機能のおかげで、”このスピードに何とか喰らいつうこう!”と必死で教授の話を聞くようになる。1.5倍速で視聴すれば、90分の授業だと60分とちょっとで終わる。何と効率的なことか!

自己学習型

 先生から与えられた課題等に自分の裁量で取り組むという型。”やらなくても許される”状態が続くため、一度おサボりを覚えてしまうと遅れを取り返すのが大変。拘束力がないので、この3種の中で最も自分のやる気が問われる体系。

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オンライン授業によって学生にどんな変化があるか

 これはまさに、「やる人とやらない人の差が広がり続け、実力差が鮮明になっていく」と予想。学生は時間を自由に使えるようになるので、その時間を授業の延長戦として使うか、どうぶつの森に費やすかで大きく質は変わる。
 教授側は、どれだけ生徒の気を惹きつけられる授業を行えるかが大事だし、学生側はどれだけ高いモチベでオンライン授業を全うできるかが将来を左右する。
 僕の個人的な感想だが、オンライン授業になって教授側の工夫によって授業の質が上がったと感じる。板書がメインの先生はパワポ等で授業資料を作り、定期試験があった授業はそれが無くなった代わりにレポート課題が増えた。このように、学生が自分の脳みそを使って”考える”時間が増えたので、対面授業より充実した時間が送れている。あとオンライン授業後はめっちゃお腹空くのは頭を使っている証拠。


最後に

 所感はこんな感じ。「オンデマンド型授業は最高。リモート授業がメインのこの時期にどれだけ頑張れるかで将来が左右される」

 ただこれだけは言いたい...。「授業のリモートは根付かない」!!何故なら授業料で学校での経験を買っているから。例えば友人や教授との交流、学校行事、図書館、その他施設サービスなどなど。家でただ授業を受けるためにあんな高いお金は出せないし、割に合わない。”ネット版の学校”であるN校は、当初はネットのみで学校のようなサービスを展開していたが、最近では実際に対面するという学校と変わらないプログラムも展開している。”学校”というサービスは、オンラインでは代替できないことの証明。
 まぁ「ready player 1」のような世界が到来したら別だが...。


ーー終わりーー

何か秀でた能力があるわけでもなく、友達が多いわけでもない。1日誰とも話さない日もザラにある。引きこもり文系大学生の心に秘めた思いをツラツラと。