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緊急事態宣言が解除されても心に残るこのモヤモヤは何だ...?


#COMEMO #NIKKEI

 こちらの記事を要約します。

 約1か月半ぶりに解除された緊急事態宣言。日本での流行は収まりつつあるが、心にまだモヤモヤが残っている人が多いと思う。その中身を解剖する。
 まず1つ目の理由は外出制限の前提となった「8割」の自粛。この数字は本来は人との接触を減らすために設けられたものだったが、いつしか都市部への人の流出の削減に注目されるようになった。この二つは同義ではないし、そもそも接触機会削減の方法や示し方も定かではなかった。
 2つ目の理由はPCR検査不足への説明が不十分であったこと。国内感染状況を正確に反映できず、流行を表す数値である”実行再生産数”を算出できなかった。よって、宣言解除に向けて「総合的に判断する」という便利な言葉を用いて政策に思惑が入り込む余地を作ってしまった。
 3つ目の理由は”専門家会議”の迷走。同会議が5月4日に示した”新しい生活様式”の内容が医学的な助言とは言えないもので、政府が専門家という権威を利用したと捉えられる。
 以上の事柄で国民に”モヤモヤ”を抱かせてしまったことは、リスクコミュニケーションとしては大失敗だと日本大学の福田充教授(危機管理学)は指摘する。予測される秋以降の第二波において、同じような政策を出されても国民はついていかないだろう。

何か秀でた能力があるわけでもなく、友達が多いわけでもない。1日誰とも話さない日もザラにある。引きこもり文系大学生の心に秘めた思いをツラツラと。