【No.1263】このあと どうしちゃおう


祖父が他界し、家族みんなで葬儀に参列してきました。

年末に父方の祖父が他界し、今回は母方の祖父です。

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娘は前回の葬儀で、火葬がショッキングだったらしく、それから、死ぬのが怖いと夜に寝付きづらくなりました。

そんなとき支えになってくれたのが、「ことあと どうしちゃおう」という絵本です。

そのため、今回の葬儀にも、図書館で借りて持っていきました。

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「ことあと どうしちゃおう」はこんな本です

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おじいちゃんを亡くしたばかりの男の子。

彼はある日、おじいちゃんの部屋で一冊のノートを見つけます。


「このあとどうしちゃおう」


そう書かれたノートには、自分が将来死んでしまったら、どうなりたいのか、どうしてほしいのかが書いてありました。


ピザ屋さんもいいな、クラゲもいいな。生まれ変わったらなりたいもの一覧。

天国ってこんなところにちがいない。テーマパークのような予想図。

こんな神様がいてくれたらいいな。いろいろな神様たち。

ナゾナゾが書いてある!?ころころ転がっちゃう!?建ててほしいお墓のデザイン。


おじいちゃんの絵と文字でいきいきと描かれる、ユーモアたっぷりな天国の姿。

それを読んで、男の子はとってもわくわくしてきました。

「ぼくも天国に行くのが楽しみになってきた!

おじいちゃんは、死ぬのが楽しみだったんだろうか?」


ー(引用ここまで)ー

引用元:


この絵本大人が読んでも

めっちゃおもしろいんですよね!


絵もかわいい。


天国と対比して地獄絵図も、おもしろいおかしく書かれていて、クスっときます。


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そして、登場人物の男の子。おじいちゃんと同じように、「このあとどうしちゃおう」ノートを作ろうします。


ーー


ところが、いざ何を書こうかと考えはじめると、今の自分に必要なのは別のノートだと気づきます。


「自分が死んじゃったあとのことを考えようとすると、今生きているうちにやりたいことがいっぱいあることにきづいた」


ー(引用ここまで)ー


この別のノートというのが、

「いきているあいだは どうしちゃおう」ノートです。


男の子が思いついたのは、

でっかいカニをつかまえるとか、だれかをかっこよく助けるとか

これもまたかわいい。


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この本で娘の死の恐怖が和らいだのは良かったですが、


僕にとってもよかったのが「目標」について。


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「目標」が大切なのは言うまでもありませんが、


どうしても言葉がかたいし、抽象的なんですよね。


目標という言葉でもいいですが、


「このあとどうしちゃおう」と、想像力たくましく妄想を書いて、人生楽しめるといいですよね。


他界した祖父も、これからの天国生活が楽しめているといいなあ。


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ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、人生と仕事を楽しんでいきましょう!

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