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 書くことないって嘆きつつも、日々は小さな出来事で溢れている。

 「ついに、毎週投稿までも途切れるのかー!」
とヒヤヒヤしながらもなんとか執筆活動はできております私です。

 毎日書くことはなくなった。毎日書くという日常は戻ってこない気がする。毎日そんなに気になる出来事なんてないし、出来事があるのは所詮休日ぐらい。
 残りの出来事の中には吐き出すにも吐き出せない感情が頭の中を駆け巡り、そのままの言葉で吐き出せば可視化することができるってわかっていてもそうはさしてくれない。私って難しいですねって思っている一方で私ってこうよなーって納得させている部分もある。
 結局は自己を正当化、納得化させる考え方を持っているか、どこに落とし所を持っていくかそれでしかないなーと思った今日この頃と言ったところでしょうか。

 昨日はマーケティング検定なるものを受験した。過去問も何周か解いたしある程度解説も読み込んでいたから「大丈夫!!」って言い聞かせて当日はのんびり過ごしていた。毎週のことながらグループ通話をできる友達がいるって幸せだなと感じながら時間を過ごした。そうこうしてるとマーケティング検定の時間が刻々と迫ってきた。そしてなんとか合格の2文字を貰えた。少し詰めが甘かったことを反省しつつも受かったことを少し喜ばしく思った。

 そのあと、化粧品を見に行った。花粉が舞う季節は鼻の方は大丈夫なのだが、目元がひどく乾燥するのだ。じっくり化粧品を見渡してもどれが合うかわからなかった。「これを買うってものは決めてたが、悩みを販売員に伝えてそれ以外のものを薦められたらそれを買う」って誓って販売員に話しかけた。そして案の定、自分の決めてたものを薦められた笑笑 そして日焼け止めも気になるって話をしたら薦めてもらえて結局あっちにとって良い客に落ち着く。そんな私であった。「肌綺麗ですね!」って言葉は飛び上がってしまうほど嬉しい言葉。ケアしている甲斐がある。人のためにケアしてるわけではない。だからこそ嬉しい。お世辞でも嬉しい。そんなお世辞を言える私でいたい。お世辞でなくても本当に相手が嬉しいと思う言葉をかけられる私でいたい。そう思った。

 今日は髪の毛を切りに行った。こちらにきてから同じところで毎月切っている。同じ人に切ってもらってる。先月お店を出る前に「来月来てもらう日、僕の誕生日です。」って担当の人が言っていた。その言葉をもらった瞬間私は、「あの本を渡そう」そう思った。いつも音楽の話や本の話で盛り上がる。その担当者のインスタのストーリーに私の好きな出版社の本が流れてきた。「あ、まずい。すでにあの本持っているかも」と思いつつも「私のあの本を渡したい」という気持ちは強かったから違う本を渡す選択肢はなかった。

 渡す本を決めた私は、姫路にある本屋に電話を入れた。「松本隆さんの本ってまだ置いてますか?」と聞くと、「ありますよ!」との声を得た。その日私は選書サービスの発案者である、岩田書店の岩田さんの本を読み終えたところだった。そして、「選書ってしてもらえませんか?」って聞いたら、「良いですよ!少し時間もらえませんか?」という声を得た。自分で選ぶ本はもちろん好き。人に選んでもらう本、薦めるのではなくその人に合うかなと思って選ぶ。それは凄く大変な作業。その大変な作業をしてもらったという事実がとても嬉しい。
 

 届いた本達。ありがたい。ゆっくり対話ができるというありがたみをひしひしと感じる。

 そして話を戻そう。今日、本を渡せたのだ。そして喜んでもらえた。「もらったプレゼントで一番嬉しいかもしれん」って言葉はとても嬉しかった。ものをあげるという行為。そのものに想い出なり、考えだったり、思いやりが加わるとそのものに特別な愛着が湧く。プレゼントするということはそういうことかもしれない。

 ポストを見ると、図録が届いていた。やっと作品集達、作品達を拝める。行きたかった現地、そのタイミングで出た転勤。ゆっくりじっくり見たいな。関西の馴染みの人達はひと足早く届いてたから、「早く来ないかな!」ってワクワクしてた。まだ中身は見れてない。じっくり見たい。

 やることないとか、何もしてないとか言って何もしていないことを肯定してる自分がそこにいるが、何もしていないことはないし必ず何かはしている。その何かしているという小さな出来事を目を向けて書くという行動でその出来事を記録することができるnote。

 小さい幸せ、日々の移ろいをそのままの文章で綴れる。小さな幸せを噛み締めたいなら、毎日投稿はした方がいいよなーって思い始めたかな。歩くことがあんなに好きだったのに、最近の移動は自転車が多い。今日は暖かく、風も心地よく春の訪れがだんだん近づいてくる。近くには桜の名所があるみたい。花粉症との戦いは厳しい。日光も厳しくなってくる。それでも暖かい日々はすぐそこまで来ている。

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